見栄や途方もない夢は尽きることがない。だからこそ夢の中で生きているときの熱量は計り知れないのかもしれない。夢の果てに資源が枯渇していくさまが、何とも皮肉で面白いです!
小説を読んだり投稿したりしているアカウントです。 ノベプラ・アルファポリス・カクヨム・pixiv・エブリスタなどに投稿しています! 主にショートショートを投…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(226文字)
書き出しが素晴らしい作品でした。西洋でバベルの塔が建設されている裏で、この国では皇帝が月の塔を建てている――これ以上ない書き出しです。しかもなんらかのテクノロジーの力があり、人力ではないようです。た…続きを読む
月に至りたい──そう、皇帝が願ったからとされて、作られる、塔。これは──その塔に魅せられたある男の視点を通して描かれる、塔の建築と、その至る先である月の人──姫と、彼女の語る、塔がなぜ作られるかと…続きを読む
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