トー横キッズの中には
「毒親に『私物を全部捨てる』と脅されているが、交通費がない。1000円貸してくれませんか?」と言い、多くの人から貢いでもらう「ライト系頂き女子」もいるそうな(※)。
余りにも時代を先取りしすぎて「都市伝説」になったオッサン。
とはいえ都内の雑踏は「名物変人の巣窟」という側面もあります。
異様な見た目や言動が「アイコンとして許容される環境」だと思います。
怪しさと、仄暗いワクワク感が同居していた時代。
現代社会と違ってデジタル文化に乏しく、他者へのアクセスが不便だった分だけ、得体のしれないものへの興味は、尽きることがないのでしょう。
(※)参考文献:佐々木チワワ「ぴえんという病」扶桑社新書