普通すぎるおじさん(笑)

主人公の本田さんは、本当にただの普通のおじさんで、最高ランクと言われても何もかもが普通。

最初は会社の送別会とか、政府の機関に連れて行かれて能力開発とか、普通なので苦労のシーンも多い。

でも仲間が集められていって、ダンジョンに入ってからは、徐々に本田さんの本当の能力は、最高ランクの氷魔法じゃなくて、その普通すぎる性格にあるというか、おじさんだけど明るくて前向きで、人を悪く言ったりしないところなのかな、と思えるような展開に。

登場人物みんなサブキャラまで大事に描かれている印象があって好感が持てました。

うまくいかない展開でも、おじさんが明るい性格なので鬱にならずすいすい読める。

第1部のラストの怒涛の展開のあと、第2部の最初が日常回っぽくて楽しかった。おじさんがみんなの話を聞いてあげて、悩みが解決していく感じがよかった。

第2部は配信バトルがはじまるということで、ワクワクしてます。