なんと自分の人生が演劇化! これは出版レベルの嬉しい出来事では?

 都会でのお仕事を脱サラして白ネギ農家になった、夢神蒼茫さんの、ネギ4部作の一つです。メインとなるエッセイ「40歳 白ネギ農家です。」の続編にあたる作品です。
 ですが、一読してびっくり。夢神さんは、食育に力を入れており(将来ネギの消費者にもなってくれるため)、あちこちの小学校で講演をされているそうなのですが、あるとき、「夢神さんの講演に合わせて、夢神さんを題材にした演劇を披露します!」というお話が舞い込みます。もう、完全に地元の名士というか偉人扱いですw

 また、この演劇、誰が脚本したのかわかりませんが、面白い!

「代々白ねぎ作りに勤しむ豪農『名月一文字家』。現当主がそろそろ跡取りを決めようかと考える。そこで3人いる子供、『関羽』、『龍光』、『羽生』を白ねぎ作りで競わせ、一番出来の良かった者に家督と家宝である『伝説のねぎ畑』を譲る事を決めた。かくして、3人による白ねぎ作り対決が始まる!」とういもので、カッコ内はどれも夢神さんが育てているネギのブランド名です。夢神さんも「伝説のネギ職人」として登場します。

 5000字なくて、すぐ読めますから、続きはどうぞ読んで下さい。
 こんな、自分のライフワークで、自分を題材にして演劇を作ってもらうなんて、WEB作家で言えば、出版レベルの幸せな出来事なんじゃないかなあ、って思いました。

 これはお勧めです。

 

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