次の斧男になるのは誰?

「どうでもいい子」である自分から脱却したい、いじめが待ち受けるであろう日々を回避したい、語り手のそんな感情がとても生々しく印象的でした。斧男は子どもの世界の、弱者がちょっとしたきっかけで強者になり、強者がちょっとしたきっかけで弱者に転落する、その残酷さを体現しているように感じました。