応援コメント

最終話 二十年後──」への応援コメント

  • ただの破滅ではない未来ある生き方を、子らと、何より洸廉に示して逝ったことが温かく知性的で安堵しました。
    国と法を相手に戦った翠薇は素晴らしい皇后だったと思います。後の世の女性たちを多く救ったのですから。

    完結してしまうのが惜しい気持ちです。ここまでお疲れさまでした。
    (おまけも楽しみにしております!)

    作者からの返信

    見届けていただき、ありがとうございます!
    憎しみで心を凍らせていた翠薇が子供たちへの愛情を覚えたこと、洸廉の授業や考え方が影響を与えたことは大事なことではなかったかと思います。終盤、洸廉がほんと胃が痛そうだったので報われて良かったな、と……。
    最後の1話は本当におまけなのですが、想像が膨らむエピソードになっていると良いです。最終話までお楽しみいただけますように……!

  • なるほど、国が滅びると言っても、新しい国になるからという場合もあるんですね。
    予想していなかった終わり方で、本当に胸に染みました。

    作者からの返信

    見届けていただき、ありがとうございます!
    滅ぼすというか、上書きするような結末でした。犠牲が多い物語でしたが、希望も見えるラストになっていましたら幸いです。

  • ああ。彼女が憎んだ魁の国は、滅んだのですね……! 異民族王朝が中原の文化に飲み込まれて変質し消えていく歴史のパターンまでをも組み込んだ見事な大団円でした。こんな結末になろうとは。大変面白かったです!!

    作者からの返信

    見届けていただき、ありがとうございます!
    征服しては吸収されて──を繰り返して文化は成熟していくものなのかと! 消え去るだけではなく、彼ら彼女らの想い、異なる文化の息吹も抱いて歴史が流れていくとロマンがあると思います。大団円と言っていただけて嬉しいです!

  • 感無量で、きちんとした言葉がでないのですが、スケールの大きな、見事すぎる復讐、祖法も国も亡ぼし、魁の存在を亡き者にした、清々しい最後でした。
    本当に、本当に良かったです。おまけが楽しみです。

    作者からの返信

    見届けていただき、ありがとうございます!
    子供たちは生かしつつ、復讐の対象はきっちり仕留めていきました。歴史に燦然と輝く悪名は、彼女にとって誉れです。残る1話も、お楽しみいただけますように。