僕らは終わりを知らない

桜空 ゆうき

第1話『何か』がいた

僕の目の前には、人では無いが立っている。


彼は静かに言った。



『君にいつ来るか分からない死への恐怖と引き換えに、期限付きの生を与える。』





これは、僕が死神に寿命を縮められる話でも、





「…何言ってんだこいつ。」




とんだコメディーでもなく、




『君辛辣だなぁ…、一応神だよ?俺。』



ちょっとチャラめな神様と、



「で、ってなんすか。」



期限付きの生を与えられてしまった僕の話。

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僕らは終わりを知らない 桜空 ゆうき @Kigaya

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