2023年で完結する(予定)のお話を紹介

三鷹たつあき

そのいちとその2

2023年11月1日時点にて、3つの長編をアップしております。


近況ノートに書こうかと思ったのですが、おもったよりよく書けたのでこちらにアップします。


紹介文にも使っちゃお☺❤

そのいち

【恋愛小説無題】https://kakuyomu.jp/works/16817330651073248288


男女ふたり(正確には四人)の大学生の恋愛を中心とした物語。


男女ともに、究極の恋愛を目指していることには変わりはないのだが、ふたりの愛情表現には違いがありすぎる。


龍平は愛情と肉欲を大きく突き放し、究極の愛を示そうと意気込んだが、姫奈は愛の形と目合い欲し続けた。愛し合っていれば必然の沙汰だと信じて疑わない。


姫奈はその坦々たる倫理的な実を男が飲み込めていないことを悟っていたので、さらに根本な智慧の使い方を学ばせようと躍起になった。男の描いている『恋愛小説無題』をもっと趣のある話に変えさせるために、智も身体も注ぎ込んだ。


男と女は別れて暮らすことになり、特に男はは女にたいして萎えてしまわぬように、小説を使って真誠の愛を語り続ける努力をしたが、うまくいかない。

己の生き写しとして造り上げた斗真という男の動態さえ思う通りにならないのだ。


愛というものを定かにしていない龍平の描く『恋愛小説無題』とはどんな最後を迎えるのか⁉️


あたしは蝶になりたい(前半分)

https://kakuyomu.jp/my/works/16817330652157986271

あたしは蝶になりたい(花)(後半分 継続中)

https://kakuyomu.jp/my/works/16817330666183068166


学校の成績は悪くない。運動も好きだし自信あるよ。親友と呼べる友達もいるし、憧れている男子もいる。


そして大好きな家族。特に弟の岳人は可愛すぎるし、優しいしめちゃくちゃ愛している。

とても恵まれたあたしだけど、ある晩に悪夢を見てしまった。

夢のに中に白い数字が現れて、一秒毎に数字が減っていく。


意味分かんないけど、気味が悪いでしょう⁉️

なにかをカウントダウンしていることはすぐに飲み込めたし、実はすぐになにを数えているのか察知したの。


あたしの寿命を指折り数えているんだ……


その日から常に死ぬことを意識して過ごしている。

不思議なもんで、天寿の終幕が明らかになってしまうと、その日にたどり着くまでのあたしの時間が無駄なものだと感じられる。


だから、将来の夢を持って努力をするなんてくだらない。


そういう前向きなひとが嫌いだ。

それを強要する男の大人はもっと怨めしい。


ほんの僅かな値打ちは、友達や想いびとや岳人の温かさが、より一層身に染みるようになった。一緒にいることがますます感動的になった。

その分死ぬことが怖くなり、余計にうんざりするんだけどね。


それから皮肉な生活が続いた。大切なものを失くしてたくさん泣いた。

別のかけがえのないものを得た。

大好きだとおもえるものを得た。


もっと長く生きたいと欲しがるようになった。

それでも、カウントダウンは休まない。


本当にあたしは死ぬの⁉️

思い過ごしじゃないの⁉️

数字がゼロになっても、まだ生き続けるんじゃないの⁉️


ああ、あたまがおかしくなる……


☆次回は【近未来人形戦闘兵器はサトバも喰らう】をご紹介します。

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2023年で完結する(予定)のお話を紹介 三鷹たつあき @leciel2112

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