第6話 イオンにて
土曜日、午前8時半、今僕はイオンの前で一を待っている。
昨日すぐ2人が帰ってしまって、家に帰ってる最中どうやって連絡すればいいんだと思ったがいつの間にかスマホに電話番号と、LINEが交換されていた。めちゃくちゃ怖かった。
「おーい諒!待ったか!」
考え事をしてると一が来た
「うん15分ほど」
「そこは全然って言うとこじゃないのかよ!」
「女子には言うかもだけどお前に言うものを僕は持ち合わせていないね」
「ひどっ」
そう言って僕は相田先輩にメッセージで「集まりました」と連絡する
すると「了解、こっちも集まってるから予定よりも早くしようか」とすぐに返信が来る
「一、向こうも揃ってるみたいだから行こーぜ」
「おっけ、いくかー」
と、僕と一はイオンに入った、そして入った瞬間相田先輩達が目に入った。
「あ!いたー」
彩奈先輩が走ってくる
「どうも、昨日ぶりですね」
「うん昨日ぶり〜、で隣が一くん?」
「はい!そうです瀬崎一と言いますよろしくお願いします。」
奥の方を見ると蒼凪先輩が固まっているのを見て不覚にも笑ってしまう
「おやおや、お熱いですね〜、さぁ行こうか!」
そう言って手を彩奈先輩に引っ張られる
「真白!なんで海里さんがいるの!」
「いやぁ2人の恋を応援しようと思いましてね、ほら行ってこい!」
相田さんに背中を押され、蒼凪先輩がこちらへ来るそして僕と蒼凪先輩は抱き合うような形になる
「えっと、その、初めまして?海里諒と言います。」
「あっ、えっと、その、は、初めまして蒼凪凛と言います」
僕と蒼凪先輩は頬を紅くしながら自己紹介をする
「さ、真白、一くん、私達は他の方へ行っとこうか」
「そうね」
「ですね」
そう言って3人はイオンのおくの方へ行く
「えっと蒼凪先輩、一緒に、回りましょうか.......」
「う、うんそうね」
あれぇ、これが蒼凪先輩?クールじゃないんだけど、めちゃくちゃ可愛いんだけど
「手、繋ぎます?」
「そうね、そうしましょうか.....」
そう言って僕と蒼凪先輩は手を繋いだ勿論恋人繋ぎだ、向こうから絡めてきただけであって自分からはいってないよ!
「えっと、最初はどこ行きます?」
「うーんじゃあ服見に行こうかな」
「分かりました行きましょう」
あぁ焦れったい!変に緊張して上手く喋れねぇ!
勇気だして提案してみるか?でも大丈夫かな、変だと思われないかな、いや蒼凪先輩に限ってそんな事はない.........と思いたい、あぁ!こんなんじゃ何も変わんねぇ!覚悟決めろ僕!
「あの!蒼凪先輩!」
「ふぇ、な、なんですか」
「タメ口にしませんか!、そっちの方があまり緊張しなくていいと思いますし、それにもう恋人なんですし、どうですか!」
おーし、言えたぞ!よくやった僕!
「そうですね!そうしましょうか、じゃあ諒くんって呼ぶけどいい?」
「はい!大丈夫です!」
おっしゃぁ!これでちょっとは恋人っぽいことは出来るかな!
「よし、じゃあ行くよ!」
「はい!行こうか!」
そうして僕と蒼凪先輩は恋人として1歩以上踏み出すことができたのだった
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ここまで読んでくれてありがとうございました!ギリギリ間に合ったぁぁぁ今度はこんなことないようにします!ではでは
Les den igjen(また読んでね)
普通な僕と美人な彼女が付き合うらしい もこ @mokomokonowata
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