独自の設定と、丁寧に書かれたヒロインが魅力のファンタジー

2章まで読ませていただいた時点での感想です。

まずは、女性陣が非常に魅力的でした。三人ともタイプが違う中で、それぞれ非常に魅力的な部分と、それにあった物語内での役割が与えられており、物語の中でスムーズに彼女たちの魅力を理解することができました。2章まで読んだ方はとにかく、翔子さんのことを好きになるでしょう。基本的には明るいキャラクターなのですが、分量としては短く、なおかつ丁寧な描写で、薄暗い部分を出すことでより人間らしさというか、翔子さんというキャラクター自体の深みがでていてとても素晴らしい。

設定も独自の『転写』というシステム。これがやはり物語の肝として上手く働いているなという風に感じます。ファンタジーという設定を盛りやすいジャンルにおいて、他の要素はあまり加えず、ここに注力されたことで注目して読みやすかったです。

2章最後のシーンは、本当に感動しましたね。
その感動が薄れないうちにレビューを書きました。

ここから、どんな展開になるのか。ハーレムということですが、最後に主人公は誰を選ぶのか、非常に楽しみです!

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