第3話 シン・エスカトロジー

 母親の浮気相手への復讐の為、悪魔のモレクと契約した翔は、キャンピングカーで旅を続ける。

 キャンピングカーは木漏れ日の眩しい山中を走り、運転席にはご機嫌な様子のモレクが座っている。モレクが深く被った帽子のその奥は口元以外が影で覆われているが、運転に支障は無いようだった。


 山道は整備こそされてはいるが所々に砂や石が散乱しており、そこそこに大きなキャンピングカーがその上を通る度に、その車体がゴツンゴツンと跳ね上がる。

 そんな荒々しい自然の道を、モレクはアクセル全開で駆け上がっていく。


「あっはは! 久しぶりの運転は楽しいねぇ! 翔? 楽しんでる?」


「……酔いそう」


「ありゃりゃ、可愛そうに。エチケット袋は用意してあげるよ」


「スピード落としてくれないかな」


 青い顔で項垂れる翔に、モレクはケタケタ笑う。

 免許を紙切れと吐き捨てるモレクの辞書に、安全運転の文字はないようだ。


「今日ずっと山道だよね。どうなってるの?」


「何言ってるんだい。日本なんて国土の三分の二が森林だよ? ちょっと遠出しようと思ったらこんなもんだよ」


「そう言えば高速道路は使わないんだ」


「おいおい、浮気相手が高速道路に住んでるのかい? 移動しながら探すんだから下の道を走った方が良いに決まってる」


「それもそうか……」


 はぁ……。青い顔で翔はため息をつく。


「それはそうとさ、翔。いくら宛てが無いって言ったって、浮気相手を探すならある程度目星を付けなきゃ。どこを探すんだい?」


「多分、そいつはそう遠くないとこに住んでる。二人が話してるのを聞いた限りでは、近ければ隣町に……だから、僕が住んでた町の周りをグルッと一周したい」


「ははーん。中々良い目の付け所だね。安心しなよ。見つからなかったら俺が引きずってきてあげる。拳銃付きでね!」


「ありがたいね」


 翔は窓の外の景色を見ながら、ケタケタ笑うモレクに適当に返す。


「じゃあここから近いし、海沿いから行こうかな。海鮮丼とか食べたいねぇ」


「僕は生の魚嫌い」


「おやおや、好き嫌いはいけないなぁ。そうだ、口にねじ込んであげよう。きっと気に入るよ」


「どうして何でもかんでもそう乱暴なんだい……」


 二人がそんな会話をしている間に山の木々が横に流れていき、広々とした大海原が見えてくる。


「おぉ! 久しぶりの海だ! ざっと三年ぶりかな。翔は?」


「僕もそれくらいかも……あそこの海岸には家族で海水浴に行った覚えがあるよ」


 遠い目をする翔に、モレクは肩をすくめる。

 結局、翔は未だに過去を引きずっている。どれだけ酷い親だったとしても、翔にとっては親。復讐のターゲットを母親の浮気相手に決めたのも良い例だ。

 楽しかった思いでばかりが残っていくのも仕方ないのかもしれない。


「ねぇ、翔。鮫って人を襲うでしょ? どう思う?」


 思い付いた様に、モレクはそんなことを言う。


「どうって……怖い、かな」


「だよね。じゃあ滅びるべきだとおもわない? 誰だって怖いのは嫌な筈だ」


「そりゃまぁ……」


「なんなら『船乗りは鮫を見かけ次第出来るだけ殺す事』ってするだけでも結構数が減ると思うんだけど」


「でもそれって生態系とかが大変な事になるんでしょ?」


「君たち人間がそれを言う? と、言いたいけど……じゃあ少し分かりやすくしよう。殺人犯は全員、死ぬべきだと思うかい?」


「それは時と場合によるんじゃ……」


 首を捻った翔に、モレクはここぞとばかりに捲し立てる。


「良いかい、翔。人を殺す奴なんてそこにどんな背景があろうが、人を殺すその瞬間は異常者なんだよ。そして、一度でもそこに入った奴は扉が緩くなる。万引きを繰り返す子供の様に、彼らは確かに普通の人より殺人を犯しやすいんだ」


 クルクルと人差し指を回しながら、モレクは自論を展開し続ける。


「そんな奴らを更正? 執行猶予? 情状酌量? 笑わせるよね。明らかに危ない奴らなのに、人間はそう言う身近な危険が一番嫌いな筈なのに、何故か助けてしまう。根絶しようとしない。極論、犯罪を犯した奴を全員殺すって法律を作れば誰も犯罪なんてやらなくなる。例え罪を犯してしまって扉が緩くなった奴が居ても、直ぐに排除出来る。良いと思わない?」


 ケタケタとモレクは嗤う。


「人を襲う鮫は滅んでも良いのに、殺人犯は無闇に殺しちゃ駄目だなんて、そんな道理まかり通らないでしょ」


 うーん。と翔は唸る。


「でも鮫は殺したらフカヒレになるし」


「そう言う問題?」


 はぁ……。とモレクはため息をついて、呆れたように肩をすくめる。


「じゃあ君は人間の肉が美味しかったら殺人犯を殺しても良いって言うの? 食べるから?」


「僕は美味しくても人肉は食べたくないな」


「あのねぇ……」


 話しにならないと言うように、モレクは口をへの時に曲げる。


「悪は滅ぶべきだろう!? なら、徹底的にやらなきゃでしょ! 何で人間は中途半端に"許し"を与えるんだい!?」


「それは……」


 グゥー。

 翔が答える前に、翔のお腹が鳴った。


「……お腹空いたの?」


「うん。何か食べたいな」


 モレクはキャンピングカーのアクセルを緩めて、辺りを見渡す。


「んー。丼物とかどうだい?」


「何でも良いよ」


「じゃ、丼物にしよう」


 言うとモレクは右折し、直ぐ近くに見えていた定食屋へと入っていく。

 定食屋は昼御飯には早い時間だからか殆ど車もなく、店内も空いていた。


「今の翔のお腹と同じだね、伽藍堂! あははは!」


「……」


 モレクのギャグには反応せず、翔は無言で店のドアを開ける。


「いらっしゃいませー……」


 店の中はやはり閑散としていたが、それ以上にどこか空気が重たい。

 二人を案内する店員の声も、どこか『よりによって今来なくても』とでも言いたげな雰囲気を纏っている。


「翔、君は何にする? 海鮮丼?」 


 しかしモレクはそれに気づこうが、何か遠慮するという様なことは決してない。

 店内にそこそこ響く大きな声で、モレクは翔に話しかけた。


「僕生魚嫌いだって言ったよね?」


 あからさまな当て付けに、翔は鬱陶しそうにする。

 ここ二日ほどの付き合いだが、翔はモレクのこう言った言動には、ほとほとウンザリしてきていた。


「だからじゃないか」


「その後ろに『苦手を克服しなきゃ』とか何とか言っとけば、大分印象良くなると思うよ」


「なるほど。ほら、苦手を克服しなきゃ!」


「遅いんじゃない?」


 ほのぼのとした会話を繰り広げる二人とは反対に、店員たちは固唾を飲んで店内の一席をじっと見つめる。

 そこにいるのは禿頭にメガネをかけた、定年は確実に越えているであろう老人である。


「うるさいのぅ」


 ボソリと呟いた声に、店員たちは、あぁ始まった。と、老人から目を剃らした。


「おいそこの二人!」


「翔~禁煙席に行くのかい? 俺は一服したいんだけど」


「タバコ嫌い」


「子供かよ。良いかい? タバコってのは心の清涼剤なんだ。翔も吸ってみなよ」


 老人に話しかけられたのを無視して、二人は喫煙席と禁煙席のどちらに座るかを口論している。


「聞かんか! えぇい、これだから若い者は!」


 老人は席を立ってズカズカと二人に近寄ると、モレクの肩を掴んで引き寄せる。

 耳元で老人が声を荒げようと口を開こうとした瞬間、モレクの手が老人の口を塞いでしまった。


「翔、未成年がタバコ云々は健康に悪いからなんだ。寿命を80年奪われた君が気にすることじゃないだろう?」


「健康はどうでも良い。匂いが嫌なの」


「我慢しろよ。俺はここまで運転してきたんだから」


「何かを見返りに他の人が嫌がってることをしようとする人も嫌い」


「屁理屈だね。お金の代わりにタバコを吸わせろって言ってるんだ。安いもんだろ?」


「タバコは高いって聞いたけど」


「そうじゃなくてだね……ちょっとおじいちゃん。俺の手のひら噛まないでよ、鬱陶しい」


 老人はようやくモレクの手を退けると、顔を真っ赤にしてあらんかぎりの力を込めて叫ぶ。


「うるさいんじゃ貴様ら! 公共の場だぞ!! 静かにせず俺の邪魔をするなら警察を呼ぶぞ! 警察を!」


「警察? はは。騒音で届けるの? あんたの方が捕まると思うけど」


「良いね、呼ぼうよ。未成年にタバコを勧めたこいつも捕まえてもらおう」


「その時は警察を殺すさ」


 ハッハハ!と冗談か本気か分からない笑い声をあげて、モレクは老人の肩に手を乗せる。


「ほら、呼びなよ警察」


 老人は真っ赤な顔のまま、ギリギリと歯を鳴らす。


「店員! こいつらをつまみ出せ!」


「え?」


 たまたま近くを通った店員の青年は、急に話しかけられキョトンとした表情を浮かべてしまう。

 首からかかっているネームプレートや少し幼い印象の顔立ちから、恐らくはバイトだろう。


「いやでも……」


「なんだ? お前も口答えするのか?」


「取り敢えず席にお戻り下さい。こちらのお客様には離れた所に座ってもらいますから……」


「それではダメじゃ! 聞いてなかったのか!? こいつらの店中に響く声を! あんな声が聞こえてたらゆっくり食事も出来ない!」


「申し訳ございません。注意しておきま……」


「つまみ出せと言ってるだろ! 良いか? 俺はあの……」


 お爺さんがバイトに掴みかかろうとした瞬間、お爺さんの頬目掛けてモレクの右ストレートが飛んできた。


「ぶべっ!?」


 ベシャッ。と床に倒れたお爺さんは、何が起こったのか分からないのか、目を白黒させながら頬を押さえている。

 困ったような顔をしていたバイトの青年も、今は驚きで口が開きっぱなしになっていた。

 知らんぷりをしていた店員たちは、お爺さんが殴られた音に反応し、なんだなんだ。と集まってくる。


「あーあ……何で殴ったのさ」


「翔、お腹空いたでしょ? いつまでも付き合ってたらご飯が食べれないよ。さ、席に着こう」


「そっち喫煙席だよ」


「チッ。バレたか」


 モレクは諦めた様にため息をついて、翔の後に続いて禁煙席へと歩いていく。

 お爺さんを殴ったのは翔の為か自分の為か……とにもかくにも老人の怒りを買ったのは間違いない。


「お前ら……!」


「なに? お爺さん、あんたウザいよ? ほっぺたで勘弁してあげたんだから大人しく引けば良かったのに」


 口をへの字に曲げて、モレクは倒れている老人を見下ろす。


「さっきので俺たちがあんたの肩書きなんか気にしないって分かんなかった? あんたが今まで何を積み上げてようが、どれだけ金を持ってようが、核ミサイルを落とせようが、俺には関係ないの。今のあんたは俺たちと店員をイラつかせるバカなんだよ?」


「バ……カ……だと!?」


 老人は怒りにプルプルと震える。


「バカでしょ。ってかあんだけ講釈垂れてやったのに反応すんのそこだけ? 人間って人に好かれようと頑張るんじゃないの? 何で初対面の相手にこんだけ悪印象を抱かせることが出来るんだい?」


「分かってないね、モレク。"優越感"ってやつだよ。この人はそれが欲しいだけ」


 ウンザリしたように翔が呟く。

 人間は年をとるにつれ身体能力や思考力が落ちていくが、一方で変わらない物がある。それがプライドだ。

 プライド……自尊心は、年と共に衰えてくれない。

 やがて各能力と相応だった筈のプライドは、衰えていく能力に見合わなくなってくる。


「結局バカってことじゃん。一歩引けば良いのにさ」


「お前……!」


 ガバッ!と立ち上がり、モレクに掴みかかろうとした老人を、店員が止めに入った。


「三人ともお帰り下さい。迷惑です」


「……っ! っ!」


 老人は何か言おうと口をパクパクさせた後、二度と来るか!と捨て台詞を吐いて店を出ていく。

 店員から何か言われたのは初めてだったのか、彼のプライドはかなり傷つけられたようだった。


「やっと終わったね、翔。さぁ何を食べる?」


「牛丼。あのポスターのやつ美味しそうだった」


「君~。静かだと思ったらポスター見てたのかい?」


「ちょ、あの……」


 全く出ていく気配の無い二人に、店員があたふたと話しかける。


「何? あ、注文? 俺は海鮮丼ね。この子にはあのポスターのやつを頼むよ」


「いや……」


 そのあんまりにもあんまりなモレクの態度を前に、出ていかないんですか?と言う言葉は続かなかった。

 しかし伝わりはしたようで、モレクは、はぁー……。と重い息を吐く。


「俺たちも出ていくのかい? 老人を追い払ってやったじゃないか」


「な、殴りましたよね……?」


「まさかそれだけで俺と口論するつもり? あのさぁ、あんたらだって殴りたかったんだろう? 俺が殴らなきゃあいつはずっとあそこに居座ったよ? 今までも来る客全員に喧嘩を売ってたんじゃないの? 俺たちがここに来たとき目茶苦茶嫌そうな顔してたしね。あ、それに対する謝罪も欲しいな」


「えっと……」


「おいおい、この状況が分かんないのかい? 君たちが対処に困っていた老害を追い払った英雄を無下に扱おうとしてるんだよ? 普通『ありがとうございました』だろ! 俺たちは普通にご飯を食べて普通に帰る。この後来る客に喧嘩も売らないし、君たちにも客以上の関与しない。約束するよ。何が不満だい?」


「もう良い、席に案内してやれ」


 店の奥から出てきた初老の男が、やや不服そうにそう命じた。

 腰を曲げたその男が出てくると、今まで作業を止めていた店員たちが一斉に動き始めた。

 彼がこの店の店長なのだろう。


「迷惑なお客様の対処を押し付けてしまい、申し訳ありません。しかし、この店での暴力沙汰は今後ご控え頂きたい」


 店長はそう言うと深々と頭を下げた。


「あぁ、分かった! 『優越感』か!」


 唐突に、モレクは声をあげた。


「……何が?」


 まだ何か話すのかと、翔はウンザリしながら、一応聞いてみる。


「さっきの許しの話だよ。彼らにとって、俺は『厄介な老人をぶん殴ったヤバいやつ』って認識なんだろ?」


「それで?」


「俺は彼らにとって悪なんだよ。何としても排除したい筈だ。でも俺がごねたら許された、不服そうにね。そう、『優越感』なんだよ! 俺は『厄介な老人をぶん殴ったヤバいやつ』から『老人をぶん殴って騒ぎを起こしたのに普通に店を利用するヤバいやつ』にランクアップしてる。ギリギリ拮抗していた善悪の天秤が悪に傾いて、そして彼らの中に『優越感』が生まれた」


「……」


 誰も彼も無言でモレクの捲し立てるような言葉を聞いている。図星だからか、意味が分からないからか、店員たちは何も言い返さない。


「だから許したんだろう? 明らかに自分より下の存在になった俺を許して、優しい自分になろうとした! ハッハハ! 何ともまぁ醜い生き物だ! 気づけばそもそも、許すってのは結構上から目線だね。皆、『しょうがない客だ』とでも思ってんだろう!?」


 ケタケタと楽しそうにモレクは笑う。


「なるほどね、鮫に対して『優越感』なんて生まれっこない。そう言うことか……。それじゃ、翔。店を出ようか。俺はもう普通の客じゃない……約束は守る男なんだよ、俺は」


「そうだね」


 クルリと向きを変えて翔は出入り口のドアを押す。

 じとっとした視線だけが、二人を見送る。


「もうお腹一杯だしね……ご馳走さま」


 『ありがとうございました』の言葉は、一つも聞こえてこなかった。




















「翔。どうする? 海鮮丼食べ損ねちゃったよ」


「そもそも君は食事が必要なの?」


「要らないけど、食べるに越したことはない」


「へぇ……」


 店を出た二人はキャンピングカーに乗り込み、再び走り出した。

 当然ながら翔の腹は膨れていない為体力が回復しておらず、キャンピングカーのベッドに横になって動かなくなってしまった。


「翔、大丈夫? 仕方ない……そこのスーパーでパンでも買ってくるよ。何が良い?」


「辛くないやつ」


「オッケー」


 キャンピングカーが停車し、モレクが車を降りた音を最後に、車内は静かになった。

 静かな車内で翔がぼんやりとキャンピングカーの天井を眺めていると、窓の外から射し込んでいた太陽の光が何かに遮られた。


「……何?」


 翔がのっそりとそちらを見ると、翔の側に編み笠を深く被った男が立っていた。

 誰かが乗り込むような音は無かった筈だが、その男はいつの間にか翔の隣に立っていたようだ。


「誰?」


「私は陰陽師だ。悪魔を切りに来た」


「……へぇ。帰ってくれない?」


「何故だ? 悪魔は寿命を奪う」


「もう80年取られた。今更だよ……俺は復讐したいんだ」


 いつからそこにあったのか、男は刀を手に握っていた。


「切れば寿命は戻る」


「寿命は要らないんだ。復讐出来るなら」


「君は……。いかん、気づかれたか」


 フワッ。としたそよ風と共に、男の姿は消えてしまった。それと入れ違いにパンを持ったモレクが戻ってきて、はぁ。とため息をつく。


「翔~。変なやつを入れないでよね。特に陰陽師はダメだよ! 俺を倒して君を救おうとしてくるからね!」


「……良いことなんじゃ?」


「君は救われるより復讐をしたいんだろ? それならあいつらに着いていったらダメだよ」


「分かった、気を付けるよ。……ところで、何のパンを買ってきたの?」


「カレーパン!」


 悪戯を見せびらかす悪ガキの様な声音で、モレクはカレーパンを差し出してきた。


「そんなことだろうと思ったよ」


 翔は口をへの字に曲げて、カレーパンを受け取る。


「あれ、食べるの? 辛いの嫌いなんじゃ?」


「食べるよ。母さんは辛いのが苦手だったんだ……料理に出たら残す程。俺はそうなりたくない」


 一口齧った翔はゲホゲホッ!と咳き込んで、顔をしかめる。


「……水でも買ってこようか?」


「お願い」


 食べきるのに時間がかかりそうだと、モレクは肩を竦めた。

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終末論的逃避行~エスカトロジー・エスケープ~ @Kinoshitataiti

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