物語の次の物語。干天の慈雨を求める、斧槍使いの後日談(エピローグ)

干天の慈雨
(ひでりつづきに降る待望の雨の意から) 待ち望むものがかなえられること、困難なときに救いに恵まれることのたとえ。 ※コトバンクより



5年の旅路の末、魔王討伐を果たした「雨の勇者一行」。しかし1年後、雨の勇者・ディアナは魔族の呪いによって目覚めなくなってしまった。彼女を救うために斧槍使いのアランはディアナの実子・ロゼと共にロゼにかけられた呪いを解くための旅に出る物語。

自分を救い、旅路を共にした愛する女を救うために旅をするアランとロゼの旅路。特別な派手さはなくとも奥深く、硬派なファンタジー作品かと思います。

愛する勇者を救うために果てのない旅路を行くアランの活躍はまだまだこれから。

どうか彼らの旅路に優しい雨と、柔らかな日差しがあらんことを。