主人公から覗く暗い過去、何があって、どうしてそうなったのか、わかる人にはわかる陰のある主人公の良さ。感情移入しやすい等身大レベルのなろう系主人公では中々味わえない美点。途中ですがそれを楽しみに読んで参ります。
主人公が異世界から帰ってきたあとの物語というのが非常に斬新で、同じように異世界から帰ってきた者たちで集う異世界帰宅部という設定も面白いです。ローファンタジーであれば様々な異能の与え方がありますが、この設定の良いところは各キャラクターがそれぞれ異世界での物語も持っているところだと思います。色々な形で各キャラクターの過去を現在にからませることで面白くなるのが想像できるから安心してページをめくっていけます。まだ全てを読み切れてはいないのですが、続きを読むのが楽しみです!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(601文字)
異世界帰還者が一人で無双してハーレムを築く作品ではなく、こちらは同胞同士+外部の勢力等が混ざり合う各々の思いを持ったカオスだけどまとまりのある話になってます。テンポ感も良くて展開が進むのも早いので良しです。もう少しだけ能力に関する説明と其々の異世界帰還者が抱く野望や過去の夢に関する説明が欲しかったりもしました!これからも応援してますー