このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(293文字)
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「処女厨」という言葉がある。ヒロインは処女じゃなければダメだと考えている読者がなんと多いことか。この作品のヒロインは文字通り非処女だ。だからと言って純粋じゃないかというと、そうではない。誰よりも純真で、誰よりも主人公のことを愛してくれている。処女でなくとも、魅力的なヒロインは居る。今作のヒロインがまさにそうだ。今作の本編は短い。しかし、ヒロインサイドの話こそが本編と思われるほどにボリュームが豊富だ。ヒロインの魅力を凝縮した話となっているので、本編だけでなくEXも併せて読んでいただきたい。