鳥さんの惑星
ヤッキムン
鳥さんたち
あやなっちは、中学2年生。
沖縄県那覇市の中学生。
港のすぐ近くに住んでいる。
6階だから、めっちゃ景色良い。
大きな船も見える。
家の近くに、ちっちゃなお菓子屋さんある。
何回か、そこで、お菓子を買ってるんだけど、ある日、ある変わったお菓子を手に持って、お店のお姉さんのところに持っていった。
お姉さんは
「あ、はいっ!ありがとね!何惑星?」
って聞いてきた。
「えっ?何惑星?」
って答えたら
「はいっ!ブーッ!...またね」
って言って、お店の奥に戻って行った。
べつの日。
また、変わったお菓子を手に持って、お店のお姉さんのところに行った。
「はいっ!何惑星?」
って、お姉さんは聞いてきたから
「えっと...鳥惑星」
って答えてみた。
「鳥惑星ねっ!」
って言うと、お姉さんはお店の奥にあるドアを開けて
「はいっ!こちらから、どうぞ!」
って、わたしに言ってくれた。
「390円ねっ!」
ってお姉さんに言われて、1000円札を渡した。
「サンキュー」
って言って、お姉さんは、おつりをくれたけど、見慣れないお金だった。
わたしは、黄色のドアを開けて、1歩、踏み出してみた。
パァー
と、べつの世界に行った。
いろんな鳥さんたち飛んでる。
「チュンチュン」
だとか
「キュイーキュイー」
だとか、いろんな声で鳴いてる。
鳥さんたちに
「こんにちは」
って言ったら
「こんにちは」
って返ってきた。
「キュイーキュイー」
って鳴いてる、しっぽのシュッとした鳥さんに
「いっしょに飛ぼう」
って誘われて、わたしも、その鳥さんたちの仲間に入って、いっしょに飛びまわった。
鳥さんたちと飛んだり、木の上にとまったりして、いっぱいいっしょに遊んだ。
「帰るなら、夕方6時10分に、黄色のドアの前で待ってるといいよっ!」
って言われて
「ありがとーまたねー」
って、鳥さんたちにあいさつして、黄色のドアの前に行った。
黄色のドアは
サッ
と開いた。わたしは中に入った。
那覇のお菓子屋さんのお店にいた。
お店の可愛いお姉さんに
「ただいま~」
って、あいさつした。
「おかえり~またね~」
って、お姉さんも答えてくれた。
お店を出て、すぐ近くのわたしの家に戻った。
ママに
「ただいま~、鳥さんたちと、いっしょに飛んだり、木の上にとまったり、いっぱい遊んできたよ~」
って言ったら
「良かったわね~!ママもこんどいっしょに行きたいな~」
って言ってる。
鳥さんの惑星 ヤッキムン @yakkimn
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