あとがき

 今回の三題噺は、「皿」「剣」「サイン」

 注目したのは、やはり「剣」

 もうこれは私は剣士を書かなければならないと思いました。

 でも、これにどうやって「皿」と「サイン」を絡めたらと思う。

 時代劇『丹下左膳』には苔猿の壺というものがあって、100万両の隠し場所が隠されている。

 というようなお話を聞いたことがありますが、もっと現代的に《皿》を巡っての陰謀的なものを考えて、殺人事件の証拠としました。

 

 今回の主人公は、私の現代剣戟で使用した諱隼人を使用。

『魔傳流剣風録 《なにがし》とかや云う剣、ありけり』

https://kakuyomu.jp/works/16817330650841261529


 口入屋・月宮七海も、同作品に登場していたキャラです。

 こういう殺伐とした作品には、ミステリアスな美人がお似合いですので。

 ちょくちょくと剣戟を書きますが、やっぱり私は剣戟が好きだなと思いながら書きました。

 ちなみに、七海が口にしていた自宅警備員とは、


https://kakuyomu.jp/works/16817330650577288533

『俺は自宅警備員!』

https://kakuyomu.jp/works/16817330665046919473

『ヴェンジェンス・リローデッド』


こちらで主役を務めた元傭兵の経歴を持つ加藤真之ということで、使ってみました。

ささやかですが、キャラの背景としてクロスオーバーさせられて嬉しく思いました。


ちなみに、私の気管支炎は、ようやく治ってきたといったところです。

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それでも剣士が守るもの kou @ms06fz0080

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