エピローグ
こうして、私のシナリオはひとまず幕を下ろすこととなる。
こんなクソ脚本を書いたやつには、一言どころか大量のクレームを送りつけてやりたいところだけど、そうしたってリライトは叶わない。
残念ながら自分の役は、演じ終わらないとわからないのだ。
だけど、人生という名の群像劇は、これからも続いていく。そうしていつかは、自分が主役の脚本にも、巡り会う時が来るはずだ。
だから、きっと。今はまだ。
この物語に、エンドロールはいらない。
エンドロールはいらない 灰渕ヨツジ @haibuti_yotsuzi
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