第127話 そして人間になるへの応援コメント
最後は真っ逆さまに落ちながらの決戦、大スペクタクルシーンでした。
古代文明国の姫様よろしく空から降ってきたガスマスク男が、ガラガラと火炎放射器一式を重そうに引きずりながら帰宅する様を、偉い人の指示で遠巻きに見守る県警の皆様は一体どんな心境だったことでしょう。
そして、ゆっくり実感している暇もなかった、身近な人々を喪った実感がどっと押し寄せてきた玲さん。狂気の世界で受けた心の傷をいったいどうすれば癒すことができるでしょうか。
作者からの返信
最後の落下しながらの戦いは、すごく書きたいシーンでした。もう、この物語を書き始めた時から、最後はこういう対決しかないと決めてました。
第124話 道は天より生ずへの応援コメント
ケインの影が急に薄くなっていつ出てくるのか気になっていましたが、最終決戦はおじいちゃんの勝利!一瞬、走馬灯で死亡フラグ!?と心配になりましたが、相討ちにならなくてよかったです。
拳法の秘術のディテール描写には、すごく気合が入っているのを感じます。
リビングドールこと伊咲ちゃんとゆっくりお話しできるまで、なんとか生き延びてほしいですね。これ以上どんでん返しがありませんように…でもこの作品に限って安心の二文字はありませんよね!
作者からの返信
秘孔の名称は、実際にある名称です。全部書き写すの大変だったのをおぼえています笑
第115話 反撃の狼煙への応援コメント
おじいさん、最終決戦を制しました!すごい!
世界がスローモーションになっていく静かな空間と悟りの境地の臨場感が最高です。
作者からの返信
おじいちゃん、最後の最後で凄い成長を果たして……作者としても、感無量です……! ちなみに、先ほど最終話まで更新予約を組みました。毎日7:05に更新です。130話で完結となりますので、ぜひ、最後まで、よろしくお願い致します!
第109話 虫けらの末路への応援コメント
この作品は、重要キャラであろうとも弾が当たればあっさり死んでしまうという、「主人公補正」の低さが怖いですね。
ここまで悲鳴をあげながら死線をくぐってきた八田さん、最期?に男を見せられるのでしょうか。
作者からの返信
さすがに最終局面となると、敵も強くて、補正はなかなか効かないですね……
第106話 女神達の足音への応援コメント
いよいよ最終決戦が近付きましたね…多分!
ところで、兼六園にはきっと禁煙とか花火禁止とか看板があると思うのですが…きっとだれも守らないですよね。
作者からの返信
いよいよです……!
まあ、彼らはTPOなんて知ったこっちゃないでしょうね……
第94話 その先にあるものへの応援コメント
トリックスター登場のところから先は私にとっては新作パートになりました。味方が次々に倒されて大変な展開ですね。
マッドバーナーは果たして間に合うのか、そしてこの後ろに控えている神がかった殺人教団SCAに謎のかあさま教団に。楽しみです!
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!戦いはますます激しくなっていきます。最後までどうぞよろしくお願い致します!
編集済
第83話 Like A Dog Chasingへの応援コメント
人語を理解する魔犬…もう無謀設定の極みですが、なぜかこの作品だとアリになっちゃうのが不思議です。
なんか「北斗の拳」の敵役がどんどん人外になっていくけれど全部あの世界だと整合性が取れているのと近い何かを感じます。
あと、ロケーションのディテールがしっかりしてるのも、シリアスな作風を支えていていいところだと思います・
さて、本話で一番の突っ込みどころはリリィさんじゃないでしょうか。
ルーマニアまで出向いて、「つまらないものですが」といいつつ高級肉か高級ドッグフードを手土産に差し出すリリィさん。
「ガウ(気に入らないな、俺を見下ろすな。四つん這いになって視線を合わせろ、ワン)」と唸られて、スーツで四つん這いになるリリィさん。
「バウリンガル」を片手にSKAの会員規約を読み上げて犬に聞かせるリリィさん。
「この会員規約に了解頂けたら、この欄に肉球をスタンプして下さい」
といって、朱肉と契約書を差し出して、捺印した魔犬の足を拭き拭きするリリィさん。
そして噛まれないかなとドキドキしながら、SKA謹製のドッグタグを取り付けるリリィさん。
(追記)内心で「くっ、この噛ませ犬風情が!そのうちマッドバーナーにホットドッグにされるがいいわ」と呟くリリィさんというのを追加します。
決して本部の人達には見せられない仕事姿だと思うのです。
作者からの返信
冷静に考えたら、リリィがマルコシアスと折衝するときは、書いていただいたような状況になっているかもしれませんね(笑)
笑わせていただきました、ありがとうございます!
第78話 アイオーン教団への応援コメント
このあたりでオカルトなルーツが明かされたんですね。
坊さんがいたり、悪魔崇拝に太古のグノーシスと、はったりが効いていてすごいなーと思うところです。
作者からの返信
この当時の書き込みの量や勢いは、いまの自分が見習わなければいけないな、と思っています。だいぶ手癖で省略するようになっていますが、本来の持ち味だと思いますので。
編集済
第67話 アマツイクサへの応援コメント
奥様も初登場のころから火炎放射を応援してたりしてましたが、正体がすごいですよね。登場人物について、ここまでやるかというくらいやり過ぎなプロフィールが積み上げておいて、それを自己満足に終わらせず、怪しい蘊蓄も駆使してその世界を読者に納得させようとしてるのがすごいなーと思うところです。
そして妙に間の抜けた殺人現場の映画談義。生真面目な殺人鬼とお気楽くノ一のいい味が出ていてお気に入りです。
作者からの返信
あやめは、過去の連載当時、人気投票をやったら1番人気でした。作者としても、思い入れのあるキャラなので、言及してもらえて嬉しいです!
第55話 遠野屋旅館への応援コメント
お互いの知らないところで因縁が絡み合って、危険なエネルギーが高まっている感じ…でもまだ何も起こらない。嵐の前の静けさですね。
大激突に期待大です。
作者からの返信
久々に原稿に触れたら、こんな平和な回もあったんだと、自分でも驚いています。この先もぜひお楽しみください!
第47話 ナチュラル・ボーン・アサシンへの応援コメント
このあたりから「無茶でしょ」って普通なら言ってしまいそうな超人ヴィランがどんどん現れますが、おじいちゃんも民明書房的な謎知識と実戦経験のおかげで負けていないのがすごいですね。
おじいちゃんの視線、地の文とアクションの織り交ぜられる静と動のリズムがよく出来ていて、戦闘シーンの牽引力を生み出していると思います。
第46話 ゴーストダンスへの応援コメント
おじいちゃんの無鉄砲ぶりが今回もすごいですね。
リビングドールちゃんが裏切られた!と嘆くところが笑っちゃいました。
文句をものすごい勢いで打ち込みながら、画面の向こうでペロって舌を出してそうです。
作者からの返信
爺さんとリビングドールの掛け合いは、作中でも特に好きなパートの一つです。
第8話 銃声響くダンスフロアへの応援コメント
本作に再びお目にかかれて嬉しいです。最終章が読めなかったのが今でも気になってるので、今度こそ最後まで読めるのが楽しみです。
本作は、丹念な情景描写や重厚な人物たち、緩急あるストーリー運び、どんどん出てくる破天荒な設定と、今でも色褪せない魅力が詰まってると思います。
作者からの返信
ありがとうございます! しっかり最終話まで掲載させていただきます。
第130話 炎とともにへの応援コメント
最後までしかと読ませていただきました。
SKAの首領を倒し、妄執に憑かれた兄を倒し、金沢の片隅で世界を救って見せたマッドバーナー。人外の三姉妹が出てきたりして異能と強さがインフレを起こしそうな世界に対し、見事に決着をつけて平和な世界に導いてくれました。
リビングドールというジョーカーだけが最後に種明かしをしないで終わってしまいましたが、きっと彼女も何かの異能者の一人だったんだと勝手に思っています。
倉瀬夫妻にデレデレに甘える姿を見てみたかったですね。
本作前編をkoboかkindleで手にしたのが2013年頃だったと思いますが、当時すでに連載サイトも閉じられていて、後半を読むまでにじつに10年かかったことになります…!
それでも、待った甲斐はありました。
これだけの熱量、さらに言うなら狂気が、丹念に織り込まれた作品はなかなかお目にかかれないと思います。
こんなキャラなら売れる、ウケるみたいな媚びや打算を全く感じさせないマッドな登場人物の皆様、無茶と無謀をジェンガのように積み上げた世界設定、観光名所や雑学、オカルトのディテールで彩られた疾走感ある視界、耐火服(押井監督のケルベロスみたいなのを想像してます)が踏みしめる地響きのようなビート感と、倫理とかお構いなしの大破壊、第殺戮…を繰り広げる常識人の主人公。本作にはオンリーワンの魅力が詰まっていると思います。
1いろいろ災難にも巻き込まれたりしながらも創作を続けてこられた作者さんに、10年越しにここで巡り会えた幸運に感謝しています。
これからの作品も応援させていただきます。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます! 2013年の商業デビュー時に、Web上の小説を取り下げたほうがいいと人からすすめられたこともあって、マッドバーナーは消していました。
あれから11年経ち、いまWebに掲載したらどうなるだろう、と思って、再掲したのが今回となります。
そうしたら、まさかの続きを待っていた方がおられたと知り、本当に嬉しかったのと同時に、非常に申し訳ない気持ちになりました。お待たせしてしまい、すみません……!
あらためて自分でも読み返してみると、荒削りではありながら、強いパッションに満ちあふれている作品だな、と感じました。最近の自分は、こんな風に作品を作っているだろうか? と振り返ってみると、試行錯誤はしていますが、なんとか流行りの土俵に乗ろうとして、本来の持ち味を失っているような気もします。そのことに、今回、気が付かされました。
引き続き、色々な作品を書いていきますが、また、このマッドバーナーを書いた頃のようなパッションをもって作品づくりが出来るように、頑張っていきたいと思います! これからも応援よろしくお願い致します!