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  • 転生者の花嫁への応援コメント

    すべてにコメントするとお邪魔かなとここでいったんまとめます。
    『英雄人形』はアイデアはすばらしいですが、若干ながく感じました。前の2作を読んでいなければ、またファンでなければ読み進めなかった可能性があります。
    『ベルニーの森の魔物』は結論からしてもっともらしく、よくこれだけ次々と発想がうかぶと敬服します。『英雄人形』と逆にもう少し引きのばしても面白かったかもしれませんが分かりかねます。ファンタジーの世界に入りこみすぎても裏切られたような気分を読者に与えかねないとも思うので。
    本作ですが先生のこのシリーズでもっとも「ふつうの異世界もの」に近いと感じました。しかし主人公の反応に着眼されたのはさすがだと思いました。
    好きで長文のコメントを残しておりますが、お返事等お気遣いなくご執筆にご専念ください。

    作者からの返信

     真摯なコメントを下さり、ありがとうございます。
     返信が遅くなってすみません。
     ファンとか先生とか言われると照れくさいですし、僕はそんな大層な人間ではないですが、お気持ちは嬉しいです。

     やはり読者におっしゃっていただいて初めて分かることも多いようで、自作の改善点を知ることができてとても嬉しいです。
     にしても、ご満足いただけるクオリティになっていませんでしたか、せっかく読んでいただいたのに、すみません。文字数に制限をつけないと延々書いてしまいますし、そのとき1話4000字を超えると短編集としては長すぎると思ってこの文字数にしたのですが、退屈な部分が長くすぎたり、面白い部分が短すぎたりするということは、情報の取捨選択が甘かったのですね。ご指摘くださってありがとうございます。
     余談というか何というか、『転生者の花嫁』は、アニメ化もされたゲーム的異世界モノ作品『八男って、それはないでしょう!』の主人公と婚約者が出会うシーンを、婚約者の視線からオマージュしたものです。多少の改変は加えましたが、実はほぼそのまま使いました。『八男』に限らず、ゲーム的異世界モノでは当たり前のように政略結婚や一夫多妻が出てきて、異世界の人々たちはそれらを何とも思っていないという「設定」が多いのですが、平安時代の日本ですでに『蜻蛉日記』や『源氏物語』の例がある通り、そういった慣習が当たり前の社会だとしても、当事者たち、特に女性たちには思うところがあるのではないかと考えたのが、本作『転生者の花嫁』の出発点です。この短編だけでもお楽しみいただけたなら幸いです。

  • アイテムボックスへの応援コメント

    異世界転生ものに苦手意識があったのですが、逆にこれこそが転生の現実だとおもいます。今の現実がいやなら2,30万円持ってどこかの国へ行ったらこうなります。
    内にこもり都合のよい転生のみ流行る昨今への皮肉を非常に短くまとめられ、このような転生もの語りであれば読んでみたいと思わせる内容でした。
    イラストが多いのでもしご確認後、お嫌でしたら取り下げますが X でご紹介リポストさせていただきます。

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     おっしゃる通り、児童文学のファンタジーが面白いのは想像力を刺激し、人間や世界を見る目を豊かにしてくれるからであり、昨今のゲーム的異世界モノに見られるような、物事が主人公に都合良く進むだけの作品は、本来のファンタジーとは全くの別物だと思います。
     本作『アイテムボックス』はその辺をつついた短編で、どうせ代わり映えせず新鮮味を失った「異世界」なら、こうした方が面白いでしょ、というのが主眼です。楽しんでいただけたなら幸いです。

     レビューに加え、本作をXで紹介してくださり、ありがとうございます。
     短編集としてのタイトルがいまいちなせいか、どの作品も評価が伸びず、いくつかの作品を加筆修正して1つの短編として投稿し直そうかと思っていたところなので、周知していただけてとても嬉しいです。

  • ダンジョン・テストへの応援コメント

     皮肉の効いた話は大好物です(笑)。
     読み応えのある短編集でした。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     楽しんでいただけて嬉しいです。

  • ダンジョン・テストへの応援コメント

     何と言いますか、不思議な感じがします。
     と言うのは、確かに異世界の事柄についてのお話なのに、なんだか現実の過去で実際にあった昔話のような印象を受けまして。
     面白かったです。

    作者からの返信

     ありがとうございます。

     ファンタジー小説や異世界モノには何かと無茶が付き物ですが、昔ばなし風の語り口にはその違和感を軽減する効果があるのかもしれません。
     何にせよ、気に入っていただけて嬉しいです。