青春は外から見てるくらいが丁度いい

「青春は外から見ている位がちょうどいい」が口癖の冴えない陰キャ高校生福地康之（やっさん）は、仲の良い友人「しゅんちゃん」、「国立」、「太尊」と共に日陰の学校生活を送っていた。
しかし文化祭が迫った６月。陽キャに乗せられてやってしまった太尊の余計な事がきっかけで、やっさんはサボろうと思っていた文化祭準備に巻き込まれることに…………。
　学校行事みたいなキラキラな青春をするのは自分のやる事じゃないと思っている擦れた陰キャたちが、その青春に巻き込まれ、謳歌する、そういう話。