第27話 幸せで最高な日々

 俺は愛夏を抱きしめた。


「好きだ」

「え……お兄ちゃん!?」

「俺は気づいたんだ。自分の本当の気持ちに」

「でも、兄妹だよ?」

「義理だろ。なにも問題ない」

「……そうだよね。恋しても……付き合ってもいいんだよね」


 納得する愛夏も俺に抱きついてきた。


「これからは恋人ってことでいいのかな」

「うん、無理だと思っていたけどお兄ちゃんが良いなら……」

「無理じゃないさ」


 思い切って愛夏のキスをした。

 ゆっくりと丁寧に。

 はじめてのキスだ。


「……お兄ちゃん」

「これで俺の気持ちが分かったか」

「よく分かった。ありがと」


 今度は、愛夏からキスをしてくれた。

 その先も俺は続けていく。


 今夜は眠れない夜となった――。



 ◆



 あれから一週間。

 俺は愛夏とガチで付き合い、まるでエロゲーのように恋仲に。

 毎日キスをしては、夜の営みに励んでいた。


 早瀬さんとはコッソリと恋人のフリを続けていたが、最近は本気にも思えてきた。けど、俺は愛夏と付き合っている。

 そのことを早瀬さんに伝えるものの、彼女はそれでもフリでもいいから続けて欲しいと言った。

 それでいいならと、俺は返事をした。


 愛夏とはラブラブすぎる関係であり、早瀬さんとは恋人のフリを続ける毎日が続く。


 畑仕事もこなしながら俺は学校で楽しい毎日を過ごす。



「愛夏、今日はどうしたい?」

「誰もいない場所でシたい」

「分かった」


 最近、学校でもおかまいなしに俺は愛夏と愛し合っていた。

 こんな関係がずっと続けばいい。


 幸せで最高な日々を。



◆あとがき

 短編としてもっと早く終わらせる予定でしたが、応援のおかげでかなり続けられました。また新作も応援いただけると幸いです。


 それまではこちらもドウゾ↓


無人島Lv.9999 無人島開発スキルで最強の島国を作り上げてスローライフ

https://kakuyomu.jp/works/16816927860344761869


ヤンデレ義妹と旅するえっちな車中泊生活

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隣の席の幼馴染が可愛すぎる

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義妹と同棲生活な日々 桜井正宗 @hana6hana

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