七難八苦の異世界転移、それでも地に足を付けて進む物語

第一章までを読ませていただいた感想を書かせていただきます。

主人公が唐突に見たことのない風景の中目覚めるところから物語が始まり、紆余曲折ありながら今日を生きるために仲間達と共に困難を乗り越えていく物語です。


この作品の特徴はなんと言っても主人公の隣に立っていると錯覚するほどの濃密な描写です。

右も左もわからない土地で目覚めた時の困惑。
見ず知らずの人に助けてもらった安堵。
初めての戦いに怯える恐怖。
頼れる仲間と共に強敵を倒した達成感。

この丁寧に盛り込まれた描写の数々を読めば必ずやこの異世界に心から浸れることができるでしょう。


等身大、その言葉には『身の丈に合った』という意味があります。
チートは無い、最強でも無い。小さな小さな力しかありませんが、それでも彼らの歩みは必ず大きな事を為してくれるはずでしょう。


等身大で歩み続ける。大いに結構!
何故なら自分の物語は自分だけでしか描けないから!
主人公のリク君とそれにまつわる歩みの物語を楽しんで見ていきましょう!