手紙
ブンブン丸
第1話
瞳に曇りを残したままで、君は今幸せだと言ったんだ。
どこかに違和感を感じたのは、どうしてかな…
本当にそこに居たいの?
本当にそうがいいの?
それ自体「本当」なの?
君の瞳はもっと輝いていたはずだろう。
君の言葉はもっと力強かったはずだろう。
君の影響力は君の内側だけでは収まらなかったはずだろう。
君は、君やその他の人が、突き動かされているエネルギーの元ってやつを辿ってみたかい?
本心という名の正体に、君が興味を持つとも思えないけど。
暇な時にでも、一度探究してみてはどうだろうか。
君が渇望するものは、多分それを知った先にあるんだ。
君がもし、それを必要ないと思うなら、曇っていたのは、私の目の方だったという事で、かまわないさ。
手紙 ブンブン丸 @bunbun-maru
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