眺望を楽しんで、そして

青年がたまの楽しみを満喫し、ついでに駆けつけるべき問題が存在しないことを確認する鐘楼からの眺望。しかし、飛び降りたあと、その眺望を見るため鐘楼に入ることが懲罰対象となるとわかります。

才能豊かな主人公は理不尽な定めに潰されそうになりながら、働いたり、果物を買わされたり。

優しくちょっとついてない印象の彼のこれからが面白そうと思わせる書き出し。