彼岸花の咲くところにはいつもミステリー

「ミステリーと期待しないで」、と書かれてありましたが、なぜ彼岸花が死体に咲いているのか、という疑問があり、それも怖いながらも明かされるため、私は充分ミステリーとしてもいいと思います。
ラストのシーンは、彼岸花の花言葉である「あきらめ」からきているのでしょうか。
「悲願」、「僻む」といった言葉もうまいこと使っており、「こりゃすごいな」と、思わず声を出してしまいました。
余談ですが、彼岸花はよく墓地で見かけられるため、花言葉の中に故人のことを想うような意味があるのだそうです。
私も彼岸花を使って一つ小説を書こうと思います。