お題「動けるタイプのおじぃ」   WAMU工房様より

謎。

今までのお題の中で一番UMA。

どう捉えればいいのか全く分からない。面白いけど。


田舎には多いけどね。「動けるタイプのおじぃ」。

八十歳を過ぎてもバイクは乗り回す、スーパーへ買い物行って知り合いの店員さん口説く、挙句の果てに漁を教える為に夜中に孫を叩き起こす。

「動けるタイプのおじぃ」がどういう生態なのかというと、

1.世界は自分が回していると思っている。

2.地域の中で密かに自分がヒエラルキーの頂点だと思っている。

3.若い者のやることのほとんどは気に入らない。

4.なぜか料理は全く作れない(お茶すら自分で淹れない)。

5.仕事が好き。


田舎で元気に動き回ってるジジイは大抵若いころから農業をがっつりやっている人か漁師、とにかく年中気候や天候と向き合って長年の経験と知識が体に染み付いた人たち。学校の先生や企業勤めだった人は定年すると魂が抜けたようになる人が多い。

まぁ本人の性格や生活環境のこともあるから一概には言えないけど。

亡くなったウチの親父も兼業農家だったけど、仕事が嫌いな人だったんで晩年はそれほど元気じゃなかったね。仕事が好きなら経験は全て頭の中にあるし、他人との交流も進んでやる。要するに、情報交換するついでに自慢したいことがあるんだよね。それでよく笑う。苦労話も笑い話に出来る。


ただね、割と横暴なのよ。嫁や子供を自分の都合で振り回す。一度承諾しようものならずっと言われるからね。「おい、米やるから手伝いに来い」って(笑)。


※WAMU工房氏・・・・人気粘土作家。おそらくあっという間に自分の夢を実現させるだろうと踏んでいる。睡雅の心優しきフォロワー様の一人。

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先生、バナナはおやつに入りますか? 睡雅 @Alexandria

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