月見バー○ー、卵抜き。理由は一つ、アレルギー。これは……。と思われた皆様は、ぜひ、ご一読を。こちらは、たいへんに精密で美しい小説を書かれます沖ノキリ様がご自身を猫氏、ダマリャーノ氏になぞらえて書かれたエッセイでございます。絵を描き、小説を書き、スズメバチと闘う。一読されました方は、きっと、いいなあ、こんな日々……。と思われることでしょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。
「エッセイというほどでもない、日記的な雑文」と作者さんは評していますが、飄々とした軽やかな文体と雰囲気が心地よく、さらりと楽しく読める文章です。 また猫キャラの一人称として綴っているのが、独特で面白いです。普段エッセイや雑記の類は読まない方にもお薦めです。