妄想では完璧な俺がリアルでも少し頑張るお話

@sumifu

プロローグ~この俺がっ!?~

俺は想井主禹高校一年生

「かつて世界を救った」「理想の彼女を作った」

そんな俺が今人生最大のチャンスを掴もうとしている。

「はーい、それじゃあ学級委員長に立候補する人はいるかー?」

そう!俺は王になる!まずは手始めにこのクラスから支配するぞ……。想井主禹…最大のチャンス!ここで…!

……あ…が…らないだと。俺の右腕が…

「じゃあ、学級委員長は西田で決まりなー」

「あ、あぁ…」「どしたの陰キャー?」

今俺に話しかけてきた陽キャは日向輝璃

入学してからやたらと俺に構ってくる正直あまり得意ではない

決して悪い奴ではなんだが、住む世界が違う。

「き、君には関係ないだろ…くそ俺の野望が……」

「え?野望……?何それウケるwwwww!」

…………死にたい。

「そこ〜、うるさいぞー次は副学級委員長を決めるが誰かやるやついるか?」

副学級委員……俺はTOP以外興味無い

なんせ王じゃなきゃ意味が無いからな‎( ー̀֊ー́ )

「センセ〜想井がやりたいらしいで〜す」

「おー想井そうなのか!?」

「えっ!?……いや俺はそんな……」

何言ってんだよコイツッ!!俺は王になれなきゃ……

「想井くん!一緒に頑張ろう!それとも私と一緒じゃ嫌かな……?」

なんだこの潤んだ瞳やめろ!そんな目で見るなぁ……!!

「や、やります……。」

パチパチパチパチ(クラスメイトの拍手)

「じゃー学級委員はこの2人できまりなー」

キーンコーンカーンコーン(チャイム)

授業終了の鐘がなった、

これで今日の授業は終わりだ。明日から俺は副学級委員として過ごすことになってしまった

本来の計画とは逸れてしまったが他の奴らの上にたったことには間違いない、絶対に俺はこのクラスをましてやこの学校を支配する……!

ハーハッハッハッハー……。

プロローグ~この俺がっ!?~[完]

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