ホラーかと思いきや…。誰しもが心の奥に抱えているだろう過去への後ろめたい気持ち、しかし見ぬ振りをしてもそこからは逃れることはできない。そんな普通の人たちに訪れたサプライズのお話。とても良かったです。
この物語は同じマンションの住人三人が、時同じくしてエレベーターに閉じ込められる場面から始まります。匣はエレベーターの常套句。ホラーとしての定番な舞台装置の認識で読み進めていくことでしょう。 しか…続きを読む
不思議なエレベーターに偶然乗り込んだ年齢も性別もバラバラな三人が、大切な記憶、そしてやり直したい思いに直面します。それぞれにどんな結末を迎えるのか。ぜひ、自分の目でお確かめください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(75文字)
こういったシュチュエーションはホラーで用いられがちですが本作はホラーに傾倒することなく、あくまで登場人物の心情を引き出したり、ヒューマンドラマを展開しています。面白いのでオススメです。
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