音宮フウリは拾ったペットの扱いに手を焼いている。

音宮フウリは世間知らずのお嬢様で、絵本に出てきた子猫のような男の子(コクト)をペットとして飼い始める。成長した男の子は生意気になり、その魔力の強さからフウリの婚約者へとクラスチェンジしてしまう。
婚約者なんて認めない！と思っているのに、入学した学園ではコクトと共に不穏なことに巻き込まれていく。

「僕の飼い主はフウリだけだよ」

こんなに手を焼くペットはいりません！とも言えず、フウリは日々を過ごしている。


※現代のように発展した、日本と似た世界が舞台です。