『深緑の花婿』について

立菓

『深緑の花婿』について

----- 質問 -----


ご著書について質問します。


【Q1】紹介したい作品を1作、タイトルを上げてください。


⇒『深緑の花婿』という中編小説です。

  カクヨムでのジャンルは[恋愛]です。




【Q2】カクヨムのジャンルに縛られず独自に言うとどんなジャンルですか?


⇒ 『なんちゃって古代』みたいな歴史モノではない作品、和風ファンタジーです。

 また、皇子(皇族)と弓使い(庶民)の純愛がお話の中心となります。




【Q3】おおまかな内容を教えて下さい。


⇒(チートではなく、努力で優秀な武人となった)超越した弓の腕前を持つ、山奥にある田舎出身の女の子が、皇宮の衛士えじかつ大王家おおきみけの従者としてスカウトされた話の後に、本編に入ります。


 そして、皇宮にある謁見えっけんの間で、仕事人間のアラサー皇子が初めて弓使いの女の子に出逢います。二人は少しずつ距離を縮めていき、最終的には『夫婦』となり、互いに……という純愛のお話です。

 身分差のある恋愛である上、皇子と弓使いの辛い過去の回想も出てきますが、切羽詰まるような残酷過ぎる内容ではないです(汗) 日常がメインなので、アクションシーンも少なめです……m(_ _;)m


 それから、恋愛要素の他に、[家族愛]や[人と人との繋がり・交流]も扱っている作品になります!




【Q4】主人公について教えて下さい。


⇒ (作品を完結させた後に気付きましたが、)W主人公のようになっていたので、ヒーローとヒロインの二人を載せます。


建比古たけひこ、29歳

泰陽皇国たいようこうこくの第一皇子、かつ衛士府えじふ長官(上級官吏)です。怒りっぽいけど、根は優しい殿方。


● コノハ、21歳

→ 皇宮から遠く離れた僻地へきちの山奥に住んでいた、弓の名手。一見クールなキャラに見えますが、基本的には穏やかで真面目な女の子です。




【Q5】主人公の他に注目して欲しいキャラクターがいましたら紹介してください。


彩女あやめ、34歳

→ 皇宮に赴任してきたコノハの上司。副女官長、かつ大王家の従者の一人です。


 ……と、色気のあるバリキャリの彩女ですが、実は情が深い一面もありまして……。

 作品の後半に、建比古とコノハの結婚を良く思わない人物が登場するのですが、彩女が建比古たちに言いたい放題の小悪党(?)を大声で厳しく注意する場面が、個人的に好きかな(*^^*)




【Q6】作品中で好きなセリフまたはクダリ(一節)を紹介してください。


⇒「!! 当て布だけじゃ駄目だ!」


 作品の序盤に出てくる建比古のセリフについて、お話しします。

 皇宮内で姿を消していた大王家の飼い猫を見つけた後、コノハが建物の屋根から降りる時に、木の表面で足のすねってしまい、怪我をしてしまいます。中庭にある井戸水で、コノハがその擦り傷を洗っているのを、建比古が偶然見かけた後の建比古のセリフを、上記に載せました。


 自分の怪我に対するコノハの軽い(?)言動に耐えられず、建比古は強制的にコノハを救護室に連れていき、彼女の怪我の手当てをテキパキとしっかりこなします!


 ……何だか『少女マンガ』みたいな展開になりましたね……(^▽^;)




【Q7】[完結済作品の場合] 執筆期間はどれくらいでしたか?


⇒ はっきりとは覚えていませんが、7・8ヵ月だったと思います。

 ……機械系が苦手、かつ慎重な性格なので、執筆のスピードは遅い方かな(苦笑)




【Q8】この部分にはチカラを入れたという個所はありますか?


⇒ 国の陰謀やら悪者の暗躍やら複雑な内容は書けませんが、詳しく『内政』に関するアレコレについて考えました!

 それで、泰陽皇国の大王家を昔から支えていた[二大豪族]を、様々な面から作品の中に入れてみました。日本の飛鳥・奈良時代について調べてみて、歴史的なことも一部参考にさせて頂きました。




【Q9】苦労した点はありますか?


⇒【Q8】と重なりますが、作品に登場する[二大豪族]に関するエピソード全般かな(多汗) エピソードとしてまとめるのが、非常に難しかったですね!

 それから、中華系の作品よりは少ないですが、人名や地名等の漢字にルビを付けるのも大変でした……。




【Q10】どんな方に読んでほしいですか?


⇒ 和風ファンタジーが好きな方、(異世界の)恋愛モノが好きな方なら、楽しめるのではないかな、と思っています(^_^)

 あと、自然と『少女マンガ』のような場面が多く書いていたので、普段『少女マンガ』も読む男性も読めるかもしれない、と個人的に感じています。



〈了〉


********************


 ……余談ですが、紹介させて頂いた作品は、古代ヨーロッパ風かもしれない恋愛モノ(洋風ファンタジー)から派生させました!

 なのですが、派生元を全く知らなくても、最初からいろいろ気にしないで読むことができます。もし興味のある方がいらっしゃったら、『深緑の花婿』をチラッと覗いて頂けると幸いです。


 最後まで読んで頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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