久しぶりに長期間の推敲をして、時々あたふたしていましたが、何とか最終話まで投稿できたので、ひと安心しています……。
相変わらず何かのコンテストに参加する余裕も無く、カクコンの条件に合う作品もなかなか書けませんが、拙い連載を追ってくださって感謝でいっぱいです(´•̥ ω •̥` ) 多くのハートや星など、本当にありがとうございますっ!!
そして、ヒロインの使い魔を(混血の)サビ猫にした理由は、家のももちゃんをモデルにしたかったことの他に、実はもう一つあります。サビ猫の魅力と素晴らしさを、多くの方に知って頂きたいと強く思い、作品に採用しました!
黒と茶の斑模様を持つサビ猫は、その独特な毛色から「ぞうきん猫」という不名誉な呼び方もありまして……。実際、ももちゃんを初めて見た父方の伯母さんから、「汚っこい猫やねぇ〜」と言われたことがあります。ももちゃん、かわいそ過ぎるっ(TдT)
……と、そんな悲しい出来事もありましたが、サビ猫は古来からの色に関する思想を大切にしている地域では、好感を持たれているそうです。(三毛猫も同じですが、)黒色は魔除け、茶色は無病息災のシンボルであるので、黒と茶の毛を持つサビ猫は、縁起の良い猫だと思われています。
また、サビ猫は賢くて協調性があり、穏やかな性格の個体が多い、とも言われています。ももちゃんも非常に大人しいし、あまり他の保護猫と喧嘩したことも無いような……。なので、飼いやすい猫でもあるそうですね!
ちなみに近年、複数の純血種にもサビ柄の個体が生まれることがあったそうですが……、ごく稀らしいです。あと、サビ柄の純血種も混血のサビ猫も、(純血種と混血を含めた)三毛猫と同様に、個体のほとんどが雌だそうです。
と……、うっかりサビ猫語りが長くなってしまいましたが、今後もヒロインの成長の過程(&彼女を見守るイケメンの恋の行方)を、最後まで温かく見届けてくださる方が増えていくと、とても嬉しいです😊
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【おまけ ↓】
ライサスとロニーは、尾行と伝言が主な業務です。ウォード家の代表であるジョセフが宰相であるため、万が一に大公が何かあった場合には、ライサスだけでなくロニーも偵察任務できるよう訓練を受けています。
それから、アルフィーが使役するサラマンダーは二足歩行だけでなく、自分の体の大きさを自分で変えることができる設定です。火を吹くこと以外にも、しっぽの先から火を灯すこともできます。
ちなみに、モブキャラになってしまった大公様ですが、ミドルネームのチップ(chip)は『端』で、苗字のウエスト(west)は『西』という和製英語を使いました。ニシノハテ(=西の果て)公国なので、国名に関する単語を国の中で一番偉い人の名前に入れてみました(笑)