埋もれた名作。古きラノベを愛する方にお勧めしたい物語です

既に書籍化レベルの実力を持つ物語だと思います。

美しい死神たちが、一人の人間に重たい感情を向けている。
その理由を分からないなりに読み進めていくと、思いもよらない事実や、初めの頃は想像もしなかった壮大さが広がっているのです。

私はこの物語が読みたいがためにカクヨムを登録し、更新の通知が来るたび追いかけに来ています。

古き良きラノベを感じたい方は、この物語を読めば解決するでしょう。

語学力の強い文章と表現力。
独特な世界観や伏線の細かさまで。
読めば読むほど物語の中へ深く引き込まれていきます。

一人称や三人称を巧みに使い分けており、それもまた驚きでした。

何より、キャラクターが心のど真ん中を射抜くほど魅力的で、個性の書き分けも素晴らしかったです。

どのキャラが話しているか、分からなくなることがない。
これは沢山のキャラクターが登場する物語において、凄いことだと思います。

美貌の人外たち。
しかし中身は重すぎる。
読めば推しができること間違いなしですよ。

ぜひ最新話まで読んでみてください。

間違いなく埋もれた名作です。

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死神の猫