ガラスの殺し屋
ひぐらし ちまよったか
告白
――ゆりは
だから俺は、大仕事の前に賭けに出た。
「俺と、付き合ってくれ」
「……うん……いいよ」……夢のようだった。
潤んだ瞳で見上げるゆりの手に、手紙をねじ込み仕事へ走る。
――対立組織の、幹部暗殺。
彼女は追い駆けて来てくれるだろうか?
俺にガラスの靴を履かせて、組織を裏切る勇気をくれるだろうか?
彼女の好きだった、絵本のように。
『この魔法はあと十秒で解けます』
ガラスの殺し屋 ひぐらし ちまよったか @ZOOJON
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