【PVを増やすために底辺が足掻く】カクヨム新参者の底辺作者がPVの低さに絶望し、それでもカクヨムを使っていこうと決めた理由
真剣にレビューを書く。それはWINWINの関係であり、自分のためにもなるらしい
真剣にレビューを書く。それはWINWINの関係であり、自分のためにもなるらしい
小説家になろうのエッセイ界隈では、もう何年も創作論の類は見かけていません。それだけ熱意のある人が少なくなったからなのか、あるいは、すでに先人の書き上げたハイクオリティな指南書があるゆえ、必要ないとの判断からなのか。理由は定かではありませんが、一つ確かなことは、ここ十年ほど経ってもWEB小説の常識はほとんど変わっていないということです。
さて。
私はカクヨムに来てからは、他の方の創作論(特にWEB小説の書き方に言及しているもの)をできるだけ読まないようにしてきました。なぜかというと、下手に読んで自分の理想と違うことが書いてあると、影響を受けてブレる可能性があったからです。自信がなくなって小説に影響したら嫌だなと。
でも、当エッセイを読み、コメントを残してくださった方がいたので、お返しの意味合いも兼ねて読みにいってみました。結果として、大筋では同じ意見だったと思います。ただやはり、それでも参考になる部分ってあるんですよね。自分にはない視点というものが必ず存在するのです。
私のエッセイも紹介して頂いたので、そのお返しといっては何ですが、URLを貼らせて頂きますね。
※特に衝撃的だった箇所を引用として貼ります。
――引用開始――――――――――――――――
作品名:🎈カクヨム初心者が処女作を読まれず凹んで筆を折らないためのマニュアル。カクヨムコン9へ向けて少し考えてみる
著者:👼天のまにまに様
サブタイトル:第53話:レビューコメントを書く。カクヨムは〇〇〇として使う
引用先URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330655091045591/episodes/16817330660702127028
引用文:『レビュコメを書くとキャッチコピーの勉強になる』
――引用終了――――――――――――――――
なるほど。そうきたか、と思いました。
これって私にはない視点でした。完全に盲点です。
(この他にも、キャッチコピーへの考察なんかは大変参考になりました)
キャッチコピーとレビューのタイトルって同じ35文字なんですよね。しかも表示されるのも、キャッチコピーのすぐ下へ並んで表示される。
だからレビューコメントを一生懸命考えて書けば、それはキャッチコピーの練習になると、こういうわけです。
天才か? いや、コロンブスの卵か?
レビューを書かれて嫌な人なんていませんよね。普通は嬉しいと思います。というか、私はめっちゃ嬉しいです。しかも、自作品のキャッチコピーを設定するつもりで考えるわけですから、自然と力も入る。ゆえに経験値が貯まる。
WINWINの関係ではないでしょうか。
だから面白いと思った小説に対してレビューを書いてみることにしました。ええ、もちろん一生懸命考えましたよ。その作品の何が面白かったのか、私が感じた魅力をたっぷり2時間はかけて文章にし、何度も推敲しました。
実際にやってみて。
キャッチコピーの技術が向上したのかどうかは謎です。まだまだ試行回数が少ないですし、実際作品を投下しないと結果は出ませんからね。ですが、別の意味で手応えはありました。
というのも、自作品を客観視することはできなくとも、他作品を客観視することは容易なんですよね。なぜなら一読者としての視点は、客観視そのものであるからです。つまり、読者視点で何が面白かったのかを考えるということは、面白さの骨格を抜き出すということであり、それは自作品への間接的な客観視へ繋がるのではないかと思うのです。
と、少し話は変わって。
最近ではキャッチコピーについて、研究がてらこんな遊びをしています。
①まず、カクヨムのトップページを開きます。
②注目の作品のキャッチコピーだけを見て、★の数を予想します。
③予想があっているか確認します。
これ何をやっているのかというと、自分の中にある感性と実際の★とのギャップを見ているんです。このキャッチコピー駄目だな、と思ったのに実際は★が多かったりすると、感性がズレているのかも? となるわけです。
もちろん、タイトル、あらすじ、本文の面白さが考慮に入っていないので、正確な結果は出ません。それでも、やっぱり目を引くキャッチコピーは★が多い傾向にありますね。
それと実は、「タイトルとあらすじは作品の看板である」を書いた時点でキャッチコピーはすでに決まっていました。正確にいうと25文字は決まっていて、残り10文字が余っている状態。その空白に目立つ文言をぶちこみたいなぁと日々考えており、私の作品に合う目立つワードはないかと、上記の遊びをしながら見ているというのが本当のところです。
あと、新作の進捗なんですけど、あまりよろしくないです。
というのも、最近は他の方の作品を読む機会が増えて、その影響で書く時間が極端に短くなってしまったんですよね。レビューを書いたのも、作品を読む機会が増えて面白い作品に出会えたから、という部分が大きかったです。
応援コメントを残して返信して貰えると、嬉しいし、その作品に感情移入しやすくなり、より深く没入できるようになるんですね。こんな簡単なことに、小説投稿サイト八年目にしてようやく気付きました。なるほど、リアルタイムで追いかける楽しみってこういうことなんですね。
カクヨムコンをスルーすると決めたので、時間的な余裕ができたことが原因なのかもしれません。この慢心が凶と出なければ良いのですが。
というわけで今回はこの辺で。
ではでは。
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