最初から最後まで陰鬱な詩が続きます。「死にたい」「死にたくない」「周りのせい」「そういう仕組み」それを繰り返して捏ね回した作品です。落ち込んだ時に読むと「この人も仲間だ」と落ち着くことでしょう。意外にも同じ人は多いですから。
僕の好きなアーティスト、チバユウスケやオオキノブオ、ベンジー等───。そんな彼等のような世界観を感じました。陰と陽のギリギリの狭間を抉るような表現にシンパシーを感じました。