後編 「二十世紀梨」の短歌

二十二世紀にいない僕らが二十世紀梨を食べている二十一世紀


「鑑賞文」

2パターン考えました。


(A)

二十世紀(梨)。二十一世紀。二十二世紀。

この三つの世紀が一首の中で響き合っているのが、

シンプルに楽しい。


(B)

三つの世紀が言葉遊びのように出てくるが、

場面としては、梨を食べているだけである。

しかしながら、その食事の一回性のかなしみが、

余韻となって染みてくる。

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秋の短歌2首をお届けします。 滝口アルファ @971475

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