海へ、ゆこう
進藤 進
簡単だよ
一歩、踏み出せば。
こんなに。
気持ちが軽くなる。
誰もいない。
ボックス席。
朝日が。
眩しく差し込んでいる。
あれだけの人が溢れていたのに。
逆方向の下り電車は、ガラガラ。
ほんの数人が乗っているだけ。
ああ・・・。
どうしよう?
上司に怒られるかな?
そう、思うなら。
一生、縛られたまま。
良いじゃない?
今日は、風邪をひいたのです。
そう。
僕は、風邪をひいて。
海を。
見に行ったのです。
海へ、ゆこう 進藤 進 @0035toto
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
同じコレクションの次の小説
ある主婦の不安/進藤 進
★18 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
関連小説
ざぁます仮面、参上!/進藤 進
★21 エッセイ・ノンフィクション 完結済 4話
官能小説の序章①/進藤 進
★12 エッセイ・ノンフィクション 完結済 7話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます