第4話
「坊主、ここにこの写真のガキがきたはずなんだが、どこにいる??」
「えー、しらないよー!そんな子きたかなー??」
おどけて答えるニコに男が続けざまに言葉を発する。
「死にたくないなら、ちゃんと答えるんだ、
俺たちはガキだろうと容赦はしない。」
ナイフを取り出し、ニコに迫る。
「なんで、その男の子を探してるの?
理由がわからないと何にも答えられないよ!」
ニコが言うと、
「はぁ、お前も我らが神の浄化を受けるべき人間か、、、」
男がナイフを振り上げ、ニコに向け振り下ろす!!
ニコにナイフの刃が迫ったとき、部屋に銃声が鳴り響く。
「キャイーン」とナイフが弾かれる
男が手を押さえる。
「誰だ!」
別の男2人が銃を取り出し叫ぶ!!
「他人のテリトリーに来て、無防備すぎないか?」
声と同時にまた銃声が鳴り響く
2人の男が血を吹き倒れる
ナイフの男が銃を取り出し、ニコに向けて構えようとするが、
「ちょっと舐めすぎじゃない?」
ニコが即座に男の腕を掴み、動けないように床に組み伏せる。
「さぁ、情報をはいてもらおうか?」
ライオが銃を構えながら現れる
「我らが神に、我が身を捧げます!
この不浄なものどもに死を与えください!!」
男が叫んだそのとき、泡を吹き男は苦しみだし白目をむいて動かなくなった
「ち、毒を隠し持ってたか」
ラウスがイラつきを見せながら、舌打ちをする
「おふたりさーん!そこから離脱して下さ〜い!その人たちのお友達が向かってきていますよー!」
ジオの声が部屋に響く
「ここだ。いけ。」
左目から口にかけて傷のある男の号令で先ほどニコとラウスのいた場所に銃を構えた男たちが
突入してくる!
「マゴウ様、もう誰もいません」
「あとは同胞の亡骸が3つ見つかりました」
1人の男が傷のある男に報告する
「くまなく探せ。我らが神に仇なす、異教徒どもに必ず死という罰を与える」
死体を見つめながら、男が指示を出す
ブルート ろろとと @akahiso
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