あとがき
やっと打ち込みを終えて投稿です。
投稿遅れたにもかかわらず、なんとか次のプレゼンテーションが始まるまでに投稿を終えたことに安堵する自分に、浅ましさを感じています。本当に遅れて申し訳ありません。
さて、以下、あとがき(
二律背反。これは私の好きな言葉です。両面感情、アンビバレンスと言ってしまえば分かり易いでしょうか。要するに、まったく反対だったりするものが、一つの中に内包している。ということです。これは、矛盾とは似て非なるものだと思っています。
本作は生死の対比……と同時に、死にたいと思う気持ちの中にも生きたいという気持ちがあり、生きたいと思う気持ちの中にも死にたいという気持ちがある。そんな二律背反を書いたつもりです。(それに好きな天気と、それに対する考えを入れたり、ちょっとだけエゴイズムを入れたり)
正直に言って、最後の九生の「?」からは入れようか迷いました。しかし、これを表すのに入れた方が良いと思ったので入れました。
私としてはこの作品、考え方は時雨の方が近いです。ただ、九生の考え方も正しいと思っている。まあ、二律背反ですね。そんな対極ともいえる考えが、高三になっても(もちろん大学生となった今も)昇華されず、グルグルと回っている。もちろん他の対立事柄も一緒に。そんな中、二律背反を知ってすっきりしました。正しいんだと。ぐちゃぐちゃしてて良いんだと。
最後に、好評もしくは希望する方がいたら、時雨視点も書きます。そしてなにより投稿遅れに遅れて申し訳ありません。と、二言ばかり差し込んで、またどこかでお会いしましょう。ばいばーい。
設定
十六歳。肺がんを患う少年。普通より小さく生まれて、暫く危篤だったため、親に対して罪悪感を抱いている。
名前の由来は〝長く生きてほしい〟。(一桁で最も大きい「九」と「生」)
十六歳。高校でいじめにあっている少女。相談しても「もうすぐ成人だから」とはぐらかされていた。成績優秀な所謂〝手のかからない子〟であり、周囲の無責任さやプレッシャーもあり、自殺を試みた(ここもっと入れても良かったかも)。
名前の由来は〝時雨の下でも歩いて行ける強い子になれ〟。
生きるのが辛い君と死ぬのが辛い僕 琴葉 刹那 @kotonoha_setuna
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