白い鎧の戦士――ジムさんが良い人間で良かった。ただ差別的でなければ。
差別しなければ生きていけないほどに過酷な世界でなければ、こう考える必要もないわけで。
人と人が争う世界はリアルでもあるから『この考えはダメ』と決めつけてしまうには、彼のバックボーンがわかるまで、いけない事なんだろうとも思いました。
彼の語る過去との邂逅とは? 引き継ぎ楽しませて頂きます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ジムはいい人間――かとなると、作中においては「悪役」ポジションのひとですし、一概には言い難いところはありますが(本編にある通り、亜人に対しては大変差別意識の強いひとなので)。
ただ、作中世界における一定の「良識」は持ち合わせた人物である、と思っています。
これまで登場した「悪役」の中では、一般人目線で一番安全なのがこいつらです。
過去との邂逅
大袈裟な物言いではありますが、既存の拙作と世界観が共有されているのを前提に置くと、何をしようとしているか察せられるかもしれません。「分かるか!」と言われてしまう類のやつかもしれませんが…!
亜人蔑視は、嫌ですね。
最初は、良い人たちかと思ったのですが、そうでも無さそう。
シドとしては、看過できない事案かもしれません。かと言って、そのまま戦うのも違うかも。そもそもシド1人では敵わないでしょうし。
うーん。
わなわなする〜!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
今回登場した《軌道猟兵団》、「悪役」ではありますが、「悪人」「悪党」かとなると微妙、くらいのところかなー…というのが私の認識上の落としどころです。
現代の倫理観に照らし合わせると悪いやつだし、だから「悪役」ではあるのですが。
とはいえ、シドからすれば看過しがたい案件だというのはお察しのとおりです。
下手な真似をすればサティアを巻き込みかねないがために今回は手出しできませんが、さりとて看過しうるか――となれば、ひとたびは敵対した水竜人達にまつわる問題とはいえ、心にしこりが残ることではあるだろうと思います。
この辺の諸々は、この先でカタをつけてゆきたいところです。
頑張ります!
うむむむ、竜人族よりヤバイ(語彙力がなくてすみません)戦士たちが出て来たなぁ。なんとなーくですけど、いずれ敵対しそうな。
で、ひとつ言いたいのが、「シド、お願いだからいろいろ首突っ込むのやめて!」
いや、それが長所でもあるのだけれど!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
無暗に首を突っ込まない方が処世術としては正しい――はずなのですが、そこは主人公なので首を突っ込んでしまうのでしょうし、突っ込まなくても巻き込まれるのがシドなのだと思われます。今後も。
やばい――かは見方次第のところもあるかもしれませんが、少なくとこ共闘はできなさそうなパーティ、ひとまず今回は顔見世ですが。この先また本筋に関わってくる――はずです。
近いうちに…!
竜人とは戦うけど同族とはさすがに戦えないか(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この場で「戦う」方向に舵を切れなかったのは、コメントいただいた内容もあるかと思いますが、のみならず
・この期に及んでサティアを巻き込む可能性を示唆されたこと
に加え、
・水竜人達が船を襲った時ほどの緊急性、二度目に相対した際のような「引き難い」条件が『シドの身近な範疇には』なかったから
――というところではないかなと考えています。
水竜人の里を襲撃したことに対する怒りはあれど、一旦落着しかかっている状況をひっくり返してまで交戦するだけの思い切りに至れなかったのであろう、というところかな、と。