GOOD“LACK”～正しいスマホの使い方～

アクション→システム→インテント送信

さて、今回はインテント送信です。

そもそもインテントってなんだって話ですが

簡単に言うとシステム・アプリや

アプリ・アプリ間で

やりとりされるコードになります。

今回はアプリやショートカット起動の時なんかに使われる

MAIN（Activity）発行のINTENTの解説ですね。

(Broadcastインテントの書き方は、

プロファイル→「インテント受信」で解説してますです)

たとえば、音楽アプリを開いたとするじゃないですか。あれってシステムが「音楽アプリを開く」というインテントを発行してくれた結果として、

アプリが開いてるわけです。

なのでそれと同じコードを発行してやれば

細かい動作ができるわけですが

もちろん、taskerで発行できるものや

発行できないものなど種類があります。

基本は「アプリ起動」タスクの長押しや

shortcut maker というアプリで探したり

keymapperでローラー作戦で調べたり

macrodroidのテンプレ漁ったりして

探っていくもんですが

とはいえ我々は初心者ですので

内容が分かっても記載例が分からない。

アクションは？　カテゴリーは？

MIMEタイプは？　

データは？　フラグは？　EXTRAは？　

パッケージは？　クラスは？　となります。

説明したいのは山々ですが

正直僕もわかんないのが多いので

記載例と共に解説していきますね。

例①　アンインストール画面を呼び出すインテント

アクション

→「android.intent.action.UNINSTALL_PACKAGE」

データ

→「package:com.theswitchbot.switchbot」

対象→「Activity」

簡易解説　これはswitchbotの

アンインストール画面を呼び出してますね。

アクションでアンインストール画面の表示を指示して

データの「package:」以降の記載でアプリを指定してます。

データってこういう使い方するんですね。

（macrodroidのテンプレ漁って見つけました）

例②　ｵｰﾊﾞｰﾚｲ権限付与画面を呼び出すインテント

アクション

→「android.settings.action.MANAGE_OVERLAY_PERMISSION」

パッケージ

→「com.android.settings」

クラス

→「com.android.settings.Settings$OverlaySettingsActivity」

対象→「Activity」

例③　使用状況確認の権限付与画面を呼び出すインテント

アクション

→「android.settings.USAGE_ACCESS_SETTINGS」

パッケージ

→「com.android.settings」

クラス

→「com.android.settings.Settings$UsageAccessSettingsActivity」

対象→「Activity」

簡易解説　これもmacrodroidを漁って見つけました。

（「インテント」と日本語で検索かけちゃダメです。

「intent」と英語で検索かけないと引っかかりません）

見たところ、パッケージとクラスにそれぞれ

値が入ってますが、別にこれを消しても

動いてくれるみたいですね。　

（しかし当然、com.settingをcom.android.vending

とかに変えちゃったりすると動かなくなります）

（要するに、「アクション」が指示として1番強く

「パッケージ」や「クラス」でその詳細を

指定してるんでしょう。

→なので「そもそもある」Intentなら

わざわざpackageやclassを

指定しなくてもいい

→つまり、「パッケージ」や「クラス」を

指定しなくても、「アクション」だけで発動可能と

なるんでしょうね。…たぶん）

例④　yuzubrowserのショートカット起動（設定）を呼び出すインテント

アクション

→「android.intent.action.MAIN」

パッケージ

→「jp.hazuki.yuzubrowser」

クラス

→「jp.hazuki.yuzubrowser.legacy.settings.activity.MainSettingsActivity」

対象→「Activity」

これはshortcut makerアプリの

「アクティビティ」から引っ張ってきました。

keymapperの「Intent送信」でも

同じように探せはしますが

あっちはちょっとややこしい上

発信できないIntentも表示されるんで

shortcut maker の方が楽ですね。

（あ、keymapperの方だと「アクション」が

「android.intent.action.VIEW」になりますが

結果として同じように設定画面開いてくれますね）

（たぶん、VIEWの意味が画面表示だから

「設定画面を」「開く」ってMAINの挙動と

結果として同じことになったんだと思います）

（要するに、こんなもんはとにかく

動けばいいんすよ動けば）

例⑤　Logcatからintentを逆算する。

前回紹介したLogcat出力から

どのintentが発行されたのか逆算します。

例えばこれ。

コンポーネント

→｢ActivityManager｣

絞り込み

→｢START u0 {act=android.settings.APPLICATION_DETAILS_SETTINGS dat=package:net.dinglisch.android.taskerm flg=0x10008000 cmp=com.android.settings/.applications.InstalledAppDetails} from uid 10242 and from pid 9644｣

とあるんですが、これTaskerの

アプリ情報を開いたときのLogcatなんですよね。

で、これを逆算してintent発行しようとすると

以下のようになります。

アクション

→「android.settings.APPLICATION_DETAILS_SETTINGS」

パッケージ

→「com.android.settings」

データ

→｢package:net.dinglisch.android.taskerm｣

対象→「Activity」

はい。Logcatのdat=の記載って｢data｣

つまり｢データ｣の記述にあたるんですね。

（ついでに言うと想定ですが、cmpの｢/｣前の記述が

動作してるアプリケーション名だったりしそう）

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ちなみに他にも、いろいろ解説してます。

ご入り用ならこちらもどうぞ、持ってってくださいな。

macrodroidショートカット（intent＆kcm併用）

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330667193119791

（アプリのTextidを参照し、

該当IDのタッチを自動化することで

Bluetoothコントローラー等の外部入力から直に

アプリの動作をショトカ発行出来ます）

（僕はお絵かきアプリに使ってます）

keymapper

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330667184328084

（他のアプリに入力を渡す前に

キーコードを上書きできる、唯一無二のアプリ。

ただし、Taskerやmacrodroidの

タスク・マクロショートカットと

死ぬほど相性が悪い）

（だから、Intent発行をkeymapperで行って

受信させる必要があったんですね）

kcm

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330668018153223

（通常アプリより上の権限で

androidのキーボードをリマップ）

（外部キーボードからの入力を意味のない「f13」等のキーに出来る。

･･･つまり、これをkeymapperと合わせれば･･？）

～～ＰＣ関連～～

Vysor

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16818023213838311738

（PCからAndroid操作を行えるソフト。

画面が割れたスマホなんかを動かしたいときや

PCを動かしながら、他の作業を同じPC画面で

したいときなんかにどうぞ）

nodoka

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16818023212503628526

（ドライバとしてwindowsに登録

つまり、システムレベルとほぼ同等で

物理キーを変更できる）

（例えば、windowsのシステム的に不可能な

「左手キーボードを二つ繋げ、

片方のみを「右手」配列にする」なんて

曲芸じみたことも出来る、海外でも

まずお目にかかれないソフト）