オマケ kcm(キーのリマップ)

kcm(システムに受け渡される前にキーコードを変更)

いよいよオマケが多すぎて

豆知識総集編みたいになってきましたが

まぁそれはそれとして始めます。


さて、今回はkeymaperの項目でも話した通りkcmの話です。

と、その前にそもそもkcmとは何かと言う話ですね。


KCMの正式名称は

Key Character Mappingと言いまして

つまり、キーコードにキャラクター(文字)を

マッピング(割り当てる)するファイルな訳です。 


要するに流れを説明しますと


①物理キーボードを叩くことで


②キーコードが出力され


③Androidのシステムがキーコードを受け取り


④キーコードをIME(Input Method)に流し込んで


⑤ひらがな入力やアルファベット入力を決めていく


という流れになっているわけですが、


KCMはこの②で出力されたキーコードを

③でシステムが受け取る前に

上書きすることができるんですね。


例えば、出力されたキーコード「k」を

KCMでキーコード「←」にしたり

Capslockとかを「stem_1」のような

「キーコードとしては存在はするけど

何の意味もないキー」に上書きできたりもします。


で、これ前にkeymapperで話したことなんですが

このようにKCMでキーコードを上書きすると

本来出来なかったCapslockとかのキーを

keymapperでリマップできるようになり、


さらにkeymapperからブロードキャスト発信

→TaskerやMacrodroid起動、ということが

できるので、キーボードはもちろん

bluetoothリモコンなんかから

好きなようにマクロやタスクを

起動できるようになります。


…さて、ここまでだと実に夢のある話に

聞こえるとは思いますが、しかしこのkcm

アプリとして組み直さねばならないため、

android studio を使う必要があり

今まで説明してきた項目と比べても

頭一つ抜けて導入が難しいです。


というか、僕自身あんまり導入時の

手順を覚えてないというのが本音でして…(汗)


雑に流れを説明するとこうですね。


①Android studioをインストール。

必要があればsdk等のプラグインを追加。


②shiftrot兄貴のcaps2ctrlをDLして展開。

https://github.com/shiftrot/caps2ctrl

展開した「フォルダ」をプロジェクトとして読み込ませる。

(解凍したフォルダじゃないとダメだったような…)


以外おぼろげ。


③右上の「add configuration」を弄くり

SDKの場所を弄る。

(どうやったか覚えてない)

(成功したらたしか「jckpm」になったような…)



④propertiesファイルののせいでエラーが出てた(はず)なので

新規ファイル作成(中身は空でok)

→拡張子をpropertiesに整えて上書き。

(grandleだったか、localだったか覚えてない)


⑤レイアウトが問題になってたような気がするので

「Pixel 2 API 25」とかに適当に設定して

(細かいことは確か、https://developer.android.comに

書いてあったと思いますです)


⑥左上の項目設定を「project」に設定して

「Build」タブから「Build bandles/APK(s)」

でAPKを作成

(🔨マークじゃない。注意)


って感じだったんだと思うんですけど…


雑な説明でごめんなさい。…といってもまぁ、

Android studioの導入自体は

taskerやmacrodroidと違って、ネットを漁れば

いくらでも解説が転がってますし、

(我ながらよく独学でintentまで行き着いたもんだ…)


KCMの内容の方はちゃんと

詳しく説明していきますので、

それで何卒お許しを…


(…どうしてもわからないって方は

カゲヤマのDMに投げると

ワンコイン(500円)でKCM組んだり

組まなかったりするかも…)


(当然、Shitrot兄貴のお陰で使えてるので

利益の六割はShiftrot兄貴に突っ込みます。


…ので、僕の作業時間を考えると

できることなら自力で導入してくれると

非ッッッ常に助かるんですけど…


どうしても自分じゃできないってなら

しょうがなくもないのでやります。渋々。


…説明した手前こう言ってますが

マジで勘弁してくださいよ?(戦々恐々)

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