オマケ vysor(スマホをミラーリング&pcから操作)
さて、今回はvysor。スマホを
ミラーリング&操作できるソフトです。
あ、ついでにVysor使用時の
スマホ入力IMEは
こちらを「強く」お勧めします。
https://play.google.com/store/apps/details?id=info.justoneplanet.android.inputmethod.japanese
…というのも通常、Vysorでは
入力方式が違うので
キーボード表示がキャンセルできないんですが
このIME、なんと物理キーボードの
接続/非接続に関係なく
任意でキーボード表示の
オンオフができるんですよね。
(アイコンもキャピキャピしてるのに性能はガチという…)
…あー、ごほん。話が逸れました。
ではVysorの解説に戻ります。
といっても、基本的な使い方は
そう難しいものではないので、
今回はニッチな部分、vysor上での
キーコードの弄り方を解説します。
というのもこのvysor、仕組みが
どうなっているのかわかりませんが
原理的にはadbと同じような仕組みになっているらしく
(いや本当にどうなってんだこれ…?)
たとえば、pc上でマウスを右クリックすると
vysorからandroidに「KEYCODE_BACK」が
受け渡されるわけですね。
で、今回はこれと同じように
キーコードを変更したいと思います。
まずはvysorを開いて
中段の「customize vysor」を開きます。
で、ここに記述されてるのが
変換コードなわけです。
上から順に、テーマカラーやら
adbやら指定していますが
我々が弄るのはそこではありません。
"keydown": {~で定義されている
キーコードからの変換記述です。
たとえば、一番上の
"AltLeft": "KEYCODE_ALT_LEFT",だと
「左Altが押されたとき、キーコード「左Alt」を発行」
となるわけです。つまりキーの再定義を行っているわけですね。
で、これにならって変換したいキーを
キーコードに変換すりゃいいわけですが
ところが一つ問題があります。
そう。我々はキーコードの
正式な名称を知らないわけですね。
なのでここは、前回紹介した
keymapperに頼ります。
https://play.google.com/store/apps/details?id=io.github.sds100.keymapper
手順は簡単。
Keymapperの「Action」
→「Input Keycode」を使って調べるだけ。
これで「半角/全角」キーとかも
発行出来るわけですね。
(というのもvysorは海外ソフトなので
そもそも「半角/全角」のキーコードが
設定されていないんですね)
ということで設定例です。
① たとえば、F12キーを全角/半角に変更したい場合は
"Escape": "KEYCODE_BACK",の下に
このように追記します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
"F12": "KEYCODE_ZENKAKU_HANKAKU",
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
② たとえば、入力「q」を「ー」に変更したい場合は
このように追記します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
"q": "KEYCODE_MINUS",
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ついでにいうと、これは大文字も別で設定できます。
たとえば、「Q」(大文字)を「a」に変更したい場合は
このように追記します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
"Q": "KEYCODE_A",
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これだけです。やってみれば実に簡単ですね。
あ、ちなみにこのF12ですが、僕の場合だと
nodokaによるキーリマップで
右キーボードのspaceキーに変換してます。
要するに説明しますと
右キーボードからのspace発行
→nodokaでF12に変換
→F12がvysor上で「半角/全角」に
上書きされるというわけです。
nodokaはキーボードをドライバ権限
(PCのレジストリと同等か、さらに上のレイヤ)で
変換するので出来る芸当です。
・・・一応、hidmacrosをautogear
https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se293319.html
(アプリ優先度設定ソフト)で
優先度を「リアルタイム」に設定すれば
hidmacrosで変換されたキーを
vysorが受け取ってくれますが
(hidmacrosで右キーボードのctrlをenterに変換
→vysorがenterとして認識してくれる)
逆に言えばluamacrosだとか
hidkeysequenseとかだと
ダメなわけです。
さらにこのhidmacrosだと、pcを打つのに
致命的な欠陥がありまして・・・
まあ、luamacrosやhidkeymacrosもそうなんですが
詳しくは次の項目で説明しますね。
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