★イベント→システム→LOGCAT(画面情報検知)(appfactory注意有)

※Android 13(12も?)以降では動作が怪しいです(特にXiaomi)

※ADBによるREAD_LOGSの許可付与が必須です※

(つまり、ADBによるgrantコマンドが必要であり

よって開発者オプション→認可の監視を

無効化する必要があります)


(AppfactoryでLOGCATプロファイルをアプリ化したはいいものの、

許可が付与できない(出力時に権限自体は与えている)

といった場合にも、この無効化が必要なので

記憶の片隅に置いといてくだせえ)




さて、今回の話はLOGCATですが

そもそもLOGCATとはなんぞやという話ですね。


簡単に言うとLOG(システム内の動作)をcatchするやつです。

android内で動いているコードを取得・受信するわけですね。


とはいえ、機器の動作ほぼすべてを

LOG出力するわけですから

ワンタップの操作を記録するだけでも

200くらいのLOGを吐きます。


で、これらの情報ですが、

大半が「画面が切り替わった」だの

「○○のデータが△△になった」というのばかりで、

かつその都度数値や文字列が変わるので

トリガーとしては実用性に欠けます。


じゃあ何に使うのかというと、ずばり

Actibitytaskmanagerによって作動したIntentの

displayログを検知するわけですね。



INTENTについては後ほど

INTENT受信で説明しますが

いまここで必要な話だけしておくと、

TaskerのINTENT受信はBROADCAST

(android全体に放送するINTENT)

しか受け取れないため、

アプリ間でやりとりされるMAINのINTENTを

受信することが出来ないんですよ。


ですがLOGCATならLOG自体を検知できるんで

それをトリガーにするわけです。


(MAINのINTENTが発行されると

displayの変化も同時に行われるため

そのLOG出力をトリガーにする)


で、LOGを取得後「Activity」で検索すると

intentの詳細が出てくると思うんですが

「:」で区切った後に+○○○ms って

くっついてると思うのであれを省きます。


というのも、LOGCATは文字通り

取得したログを「文字列」のみで判定してる訳です。

なので +○○○ms って記載をそのままにしておくと

+○○○ms の遅延があったとき「のみ」にしか

発動しなくなるんですよね。


ということで、設定例です。


例①yuzubrowserの設定画面が開いた時に

タスクを実行するプロファイル


コンポーネント(🔍で自動入力される)

→「ActivityManager」

(もしくは「ActivityTaskManager」)

絞り込み

→「Displayed jp.hazuki.yuzubrowser/.legacy.settings.activity.MainSettingsActivity:」


(最後の「:」は無くても多分OK。

要するにただの文字列なので)


例② maxnoteのウイジェットから

メモを開いた時に

タスクを実行するプロファイル


コンポーネント(🔍で自動入力される)

→「ActivityManager」

(もしくは「ActivityTaskManager」)

絞り込み

→「START u0 {act=com.maxciv.maxnote.OPEN_NOTE flg=0x10000000 cmp=com.maxciv.maxnote/.ui.main.MaxNoteActivity」


(以降も羅列が続くが、確定してる部分の記載だけ

抜き出してOK)



──────────────────────────────────

ちなみに他にも、いろいろ解説してます。

ご入り用ならこちらもどうぞ、持ってってくださいな。


macrodroidショートカット(intent&kcm併用)

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330667193119791

(アプリのTextidを参照し、

該当IDのタッチを自動化することで

Bluetoothコントローラー等の外部入力から直に

アプリの動作をショトカ発行出来ます)

(僕はお絵かきアプリに使ってます)


keymapper

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330667184328084

(他のアプリに入力を渡す前に

キーコードを上書きできる、唯一無二のアプリ。

ただし、Taskerやmacrodroidの

タスク・マクロショートカットと

死ぬほど相性が悪い)

(だから、Intent発行をkeymapperで行って

受信させる必要があったんですね)


kcm

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16817330668018153223

(通常アプリより上の権限で

androidのキーボードをリマップ)

(外部キーボードからの入力を意味のない「f13」等のキーに出来る。

・・・つまり、これをkeymapperと合わせれば・・?)


~~PC関連~~


Vysor

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16818023213838311738

(PCからAndroid操作を行えるソフト。

画面が割れたスマホなんかを動かしたいときや

PCを動かしながら、他の作業を同じPC画面で

したいときなんかにどうぞ)



nodoka

https://kakuyomu.jp/works/16817330663198601284/episodes/16818023212503628526

(ドライバとしてwindowsに登録

つまり、システムレベルとほぼ同等で

物理キーを変更できる)

(例えば、windowsのシステム的に不可能な

「左手キーボードを二つ繋げ、

片方のみを「右手」配列にする」なんて

曲芸じみたことも出来る、海外でも

まずお目にかかれないソフト)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る