イベント→システム→tick(ミリ秒間隔で作動)

さて、今回はtickですね。

ミリ秒間隔で発動を繰り返すプロファイルです。


ミリ秒とありますように、1000ミリで1秒となり

100ミリ秒 から 120000ミリ秒(120秒)まで設定できます。

あまりにも周期が短いので、

大抵は何らかの状態と組み合わせて使う必要があります。


で、このtickなんですが単体で使う場合は、最低でも

10000ミリ(10秒)以上に設定しといたほうがいいです。

じゃないと最悪詰みます。


というのも、Taskerはロック画面の時にも作動が可能、かつ

端末起動の際、自動で起動できる数少ないアプリですから


ADB を通してない(許可していない)場合

taskerの強制停止(am force-stop)をすることができず

端末自体の電池が切れるまで

延々とタスクを作動し続ける、なんて

おっそろしいことになります。


あと、もう一つ注意を。

このtick、変数からミリ秒を設定することもできますが

変数の値を設定する前は作動しない…というわけではなく

値が入るまで、最短ミリ秒で何度でも繰り返します。


なので、app factoryでアプリを組む際は必ず

tickが絡むプロファイルはオフの状態で出力して

タスク「変数設定」→タスク「プロファイルの有効状態」

→プロファイル(tick含む)をオン、という流れに

しておいたほうがいいと思います。

(もしくは、プロファイル自体に

「状態」「変数の値が入っている」を組み込んで

変数未入力字に動作させないようにする)


それでは、記載例をば。


例① 画面の状態がオンの時、

10000ミリ秒(10秒)間隔でタスクAが作動


1️⃣画面の状態 オン

+ → タスクA

2️⃣tick 10000


例② 変数Aaaが1でない時、

変数Bbbミリ秒間隔でタスクAが作動


1️⃣状態:変数の値 

%Aaa NEQ(Not EQual)1

+        → タスクA            

2️⃣tick %Bbb


(ただし、%Bbbに値が入っていないと

1️⃣を満たした時点で勝手に作動し続ける)



──────────────────

例③ 時刻Dis1からDis2の間に

120秒間隔でタスクを作動させる

(Dis1、Dis2が未入力だと作動しない)


プロファイル: 無効化_1

時刻: 開始 %Dis1 終了 %Dis2

状態: 変数の値 [ %Dis1 値あり & %Dis2 値あり ]

イベント: Tick [ 出力変数:* 間隔(ミリ秒):120000 ]







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