との緩急に思わず息をのむ導入でした!
世界観を魅せるという意味でここまで直球の作品というのものはなかなかないと思います!
偽らず誤魔化さず、主人公がどのような世界でどのように生きて来たか。読み手にまさに叩き込むという始まりです!
御伽話に胸が高鳴る。なかなかそうはいきません。夢物語と同じように語られるものだからこその御伽話。
ですが、この物語に漂う死臭や血生臭さがあるからこそ、彼女たちの心に羨望のさざなみを立たせるに十分でもあると感じました!
シンプルなタイトル。慎ましかなキャッチコピー。その先に綴られる重厚な物語は読みごたえ抜群です!
御伽話のままに終わるか、それとも・・・
そんな堂々のダークファンタジー。みなさんも彼女たちの先をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか?