第11話あとがき
読んでいただきありがとうございました。
「月」をテーマに俳句をつくり、文章と共に載せてきました。2023年9月29日をもって終了です。
月は古くから、夜を過ごすひとたちに寄り添ってきました。昼間が活動する時間であるなら、夜は翌日のために休息をとるための時間帯です。日の出と共に起きて、日が沈んだあとは身体を休めるなど、現代では贅沢ともいえる生き方でしょうか。
油、ろうそく、ガス灯、電気。夜中を明るく照らすようになり、夜空は遠くへ行ってしまったような気がします。
ですが、ふと見上げると、形を変えながら、毎夜、月は空に姿を見せます。うれしような、なつかしいような、ほっとするような、こわいような、昼間には隠れていた感情が出てくるかもしれません。
お気に入りのアロマを焚いたり、もふもふ動画をみたり、おいしいごはんを食べたり、どうぞ、明日が元気に過ごせるよう落ち着いた時間が過ごせますように。
毎年、巡ってくる十五夜。名月と呼ばれる日は、1年に1度だけ。今日のお月様が、あなたのいる場所をやさしく包んでくれますように。
俳句~月がテーマです~ 天鳥そら @green7plaza
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます