「童貞」それが彼らの絆だったのだろうか?

「童貞会」童貞であることは重要ではない。ただ集まる口実として、話しのネタとして、何となく、気兼ねなく、集まれる仲間が欲しかった。そんなところだろう。けれど、そんな希薄な仲間がいることは気が楽なのだろう。
ただ、何となく集まる関係だった仲間の突然の死。「童貞」ではありえない性病による死。そんな謎の死に方をした友人の電話。そして、託された物。
センセーショナルな物語だが、妙に引き込まれる。読み始めたら止まらない。
ぜひ、みんなに読んで欲しい。