お疲れのあなたへ。

お疲れのあなたへ。

|題|お疲れのあなたへ。

|著|たてごと♪

　とあるお疲れの方が、近況ノートでそれを吐露なさってたのを見掛けまして。 

　その方も含め、同じようにお疲れの方へも届けたい、癒しの方法論を綴りました。

|部|お疲れのあなたへ。

　やあ、お大変そうですね。

　お疲れ様です。

　でも、「大変と感じる時ほど頑（がん）張（ば）ってはいけない」と思いますよ。

　頑（がん）張（ば）るというのは、万全な時にする事なんじゃないかと。

　だから逃げ回るのも、なんら悪い事ではないんじゃないでしょうか。

　なんなら僕（ぼく）も逃げ回っていますし（

　まずい事があるとするなら、逃げることによって生じる問題を、そのままにしておくって事かな。

　そういう懸（け）念（ねん）がストレスになって、精神を圧迫するわけですから。

　そして、問題に対処する方法は必ずしも、解決することだけではなくてですね。

　というより、解決可能な問題って意外と、割合で言えばごく些（さ）少（しょう）だったりして。

　はなから解決不能な問題に挑（いど）んだりしてしまえば、それは疲れてしまいますよ。

　その方法とは、「整理をつける」ことですね。

　状況をよく洗い出して、いつか余力のできた時に解決を試みるために、書き留めておく。

　あるいはそれを、人に話す。

　そうやって整理をつけるだけでも、肩から荷が下りたりします。

　すぐ解決しなくてもいいんだ、という安心を得れるから。

　緊急性ある問題にだけは、この対処法は使えませんけれど、至急と指定されるものも往々にして、緊急でなかったりしますからね。

　そこそこだらしなく生きても、案外何ともないものです。

　「気の張りすぎ」、これがやっぱり一番しんどいでしょう。

　心のなかの「こうでなくてはならない」を減らせたら、より安らかに暮らせると思います。

　頑（がん）張（ば）らなくていいよ。

゠了゠